賃貸物件への転居には、ある程度まとまった費用がかかります。
また、学生や新社会人の方の中には、できる限り転居費用を抑えたいという方も多いでしょう。
今回は、賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑え、資金に余裕を持って生活をスタートさせたい方に向けて、その具体的な方法を解説したいと思います。
できるだけ賃料が安い物件を選ぶ
賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑えたいのであれば、やはりできるだけ賃料が安い物件を選ぶべきです。
単身者の方であれば、賃料40,000~50,000円程度の物件を選ぶのがベストでしょう。
都内などでこれほど賃料が安い物件はなかなか見つからないかもしれませんが、ここまで下げないと、トータルの転居費用を20万円以内に抑えるのは難しいです。
ちなみに、賃料以外にかかる転居費用には、主に以下の費用が挙げられます。
・仲介手数料
・鍵交換費用
・保証会社利用料
・火災保険料 など
ゼロゼロ物件を選ぶ
賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑えたいのであれば、ゼロゼロ物件を選ぶこともおすすめです。
敷金・礼金は、転居費用の中でも特に金額が高くなるものであり、10~20万円以上かかるケースも珍しくありません。
つまり、敷金・礼金ありの物件を選んでしまうと、それだけで転居費用が20万円を超える可能性もあるというわけです。
一方、敷金・礼金のどちらも発生しないゼロゼロ物件を選べば、一気に数十万円の転居費用をカットできます。
ちなみに、あまり賃貸物件の借主が集まらない6~8月あたりは、ゼロゼロ物件の数が多くなる傾向あるため、狙ってみても良いでしょう。
仲介手数料を抑える
賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑える場合、できるだけ仲介手数料を安くすることも考えましょう。
仲介手数料は、利用する不動産会社にとってバラつきがあるため、事前に複数社の情報をチェックして、一番お得なところに依頼すべきです。
また、不動産会社の中には、時折自社管理物件を紹介してくれるところもあります。
これは、不動産会社自体が管理しているものであり、入居の際には仲介手数料が発生しないため、気になる物件があればチェックすることをおすすめします。
月初めに転居する
賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑えたいのであれば、転居のタイミングを月初めに合わせましょう。
なぜなら、月初めに入居することで、“前家賃”は発生しないケースが多いからです。
前家賃とは、当月分の賃料を当月ではなく、前の月に支払うことをいい、民間の賃貸物件については、9割ほどが前家賃だと言われています。
例えば、2月分の賃料について、1月25日や27日などに支払うようなケースです。
ただ、月初めの入居であれば、翌月分の賃料をその月の25日もしくは27日に支払えば良いため、前家賃は発生しません。
もし、1日ピッタリに入居するのが難しいのであれば、逆に月末に入居日を近づけて、日割りの前家賃が少なくなるようにするのもおすすめです。
まとめ
ここまで、学生もしくは新社会人の方に向けて、賃貸物件への転居費用を20万円以内に抑える具体的な方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
細かいポイントを押さえれば、手持ちの資金をそれほど減らすことなく、新生活をスタートさせられます。
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