賃貸物件の中には、とても広いスペースのバルコニーが付いているものもあります。
そんな広いバルコニーがある賃貸物件において、入居者がよく行っている趣味の1つに植栽(ガーデニング)が挙げられます。
したがって今回は、賃貸物件のバルコニーで植栽をする際の注意点を解説します。
賃貸物件のバルコニーで植栽をする際の注意点①ルールの確認
賃貸物件のバルコニーで植栽をする場合、まずはその賃貸物件におけるルールについて確認しましょう。
場合によっては、管理規約において植栽が禁じられていることもあります。
また植栽をすること自体は許されていても、植栽に関する細かいルールが定められている可能性があるため、必ず事前にチェックしておきます。
賃貸物件のバルコニーで植栽をする際の注意点②設置場所について
賃貸物件のバルコニーで植栽をする場合は、植物を設置する場所にも注意しましょう。
賃貸物件におけるバルコニーは“専有部分”と思われがちですが、実際は異なります。
もちろん、それぞれの部屋の入居者が独占して使用することはできますが、バルコニーはあくまで“共有部分”という扱いになります。
なぜかと言うと、災害発生時の避難経路として、バルコニーが使用されることが多いためです。
したがって植栽をする場合、避難経路上に植物を設置しないように、場所には気を遣いましょう。
また、大量の植物を設置することも控えるべきです。
賃貸物件のバルコニーで植栽をする際の注意点③排水溝の詰まりについて
賃貸物件のバルコニーで植栽をすると、落ち葉や土などで排水溝に詰まりが発生しやすくなります。
排水溝が詰まって水が流れなくなることによって、水やりや雨の後に水が溢れ、下の階のバルコニーに水が滴り落ちる可能性があります。
また下の階だけでなく、隣接する同じ階のバルコニーにも水が溢れることもあるので注意してください。
流れる水は土を含んだ濁流になることが多く、これが原因でトラブルになる可能性も否めません。
排水溝を詰まりにくくするためには、水やりだけでなく定期的に落ち葉や土の点検、そして適切な清掃をする必要があります。
まとめ
賃貸物件のバルコニーで植栽をする場合は、これだけのことに注意しなければいけません。
まず設置する植栽の数が多いほど、周辺住民に迷惑をかけやすくなってしまうということを理解しましょう。
そしてたとえ周辺住民に迷惑をかけていなくても、管理規約に違反する場合は認められないことも覚えておくべきです。
不安な方は、植栽を始める前に賃貸物件のオーナーに確認することをおすすめします。