賃貸物件を借りるにあたって、できることなら誰もが賃料を下げてほしいはずです。
ただ賃貸の賃料を下げてもらうための方法を知らないまま、闇雲に交渉するのは良くありません。
では賃貸の賃料を下げてもらうのが下手な人には、一体どんな特徴があるのでしょうか?
賃貸の賃料を下げてもらうのが下手な人①賃料の相場を理解していない
賃貸の賃料を下げてもらうのが下手な人には、賃料の相場を理解していない方が多いです。
交渉をする前に、必ず借りたい物件があるエリアや間取りにおける相場をチェックしておきましょう。
事前に相場を理解しておけば、もしそれよりも借りたい物件の賃料が高い場合、交渉しやすくなります。
提示されている賃料が高いのか安いのかもわからないまま自分の意見を通そうとしても、そうは簡単に通りません。
賃貸の賃料を下げてもらうのが下手な人②賃料が下げられない物件ということを理解していない
賃貸物件の中には、提示されている額以上に賃料を下げることができない物件もあります。
もし自分が借りたい物件がそれに該当している場合、いくら相場をチェックしようが、いくら誠意を伝えようが、賃料が下がることはありません。
したがって交渉をする前に、自分が借りたい物件は賃料を下げることができる物件なのかを、不動産仲介業者や大家さんに事前に聞いておきましょう。
賃料が下げられない物件の値下げ交渉をしてしまうと、最悪の場合入居を拒否されるという事態に陥ります。
賃貸の賃料を下げてもらうのが下手な人③交渉に適した時期を知らない
賃貸物件の賃料を値下げしてもらうには、交渉に適した時期とそうでない時期を知っておくことも大切です。
不動産仲介業者が忙しい時期(1月~3月頃)は、賃貸を借りたい方が続々と申し込みをします。
したがって、繁忙期は値下げに応じてくれない可能性が高くなります。
1人の申込者に、それほど長い時間を費やすことができないためです。
ただ逆に閑散期(7月~9月頃)だと、できるだけ契約を取りたいと考える不動産仲介業者も増えるため、賃料を下げてくれる可能性が高くなります。
不動産仲介業者の繁忙期に引っ越しを考えている方は、値下げに応じてもらえない可能性が高いことを理解しておくべきです。
まとめ
賃貸物件を契約するにあたって、賃料を下げてもらいたいと思うのは当然のことです。
ただ不動産仲介業者ならびに大家さんは、できるだけ賃料を下げずに契約したいと考えていることも理解しておきましょう。
賃料を下げてもらうのが下手な人の特徴を理解し、正しい方法で交渉するにしても、あまりにしつこく自分の意見を伝えるのはおすすめできません。