管理会社の対応が遅かった、悪かった、管理委託費がサービスに見合ってなかった等、
マンションを賃貸経営していく中で管理会社を変更したいと思った事は有りませんか?
そこで今回は、マンションの管理会社を変えるメリットやその具体的な手順、管理会社を変える際に注意すべきポイントの3点を説明していきたいと思います。
現在マンションを賃貸経営されている方、そしてこれからしようとしている方、必見ですよ。
管理会社を変える事のメリット
まず、管理会社を変えるメリットについてです。
大きいメリットとしては2つ挙げられます。
1つは、管理会社を変えることによって、管理の質が今まで以上に向上することが期待できる、という点です。
管理の手が行き届いていると、当然、住環境が改善されます。
結果、住民の暮らしの質は確実に向上し、入居率も上がります。
居心地の良いマンションになる為、退去率も低下します。
2つ目は、管理会社を変える事で管理費が抑えられる事が期待できる、という点です。
なぜなら、マンション購入時には様々なしがらみがあり、特定の管理会社しか選ぶことができない場合が多い為です。
当然、管理費も既に決まっており、交渉の余地がありません。
ですが、契約期間が満了し、新しい管理会社に変更する際には、管理費を比較しながら様々な管理会社を選択する事が可能となります。
結果、管理費を抑えることが出来る、という訳です。
管理会社を変える手順
マンションの管理会社を変える際には、まずは以下の9つのポイントを抑えましょう。
① 今の管理会社の問題点を洗い出す
② 管理会社のメリット・デメリットを踏まえた上での選定と、その見積(3~5社)
③ 見積金額と提案内容の比較検討
④ 管理会社のプレゼンテーションを開催
⑤ 管理会社を変えることの総会を準備
⑥ 管理会社を変えることの総会での審議
⑦ 現行マンションの管理会社と管理委託契約の解除
⑧ 新マンションの管理会社と管理委託契約を締結
⑨ 新マンションの管理会社への管理業務引き継ぎ
今のマンション管理会社と比較検討をするために、見積条件を各社統一させるため現状の管理委託契約書に基づく内容で依頼をする事をおすすめします。
管理会社を変える際に注意すべきポイント
管理会社を変えるのは、今よりもマンションの質を向上させる事が目的です。
従って、ここで質の低い管理会社を選んでしまうと改善どころか改悪してしまいます。
そこで管理会社を選ぶ際に注意すべきポイントが必要となってきます。
それは、管理費用だけで管理会社を選ばない、ということです。
管理会社を変える際に、確かに安いに越したことは有りませんが、それによって、住環境が以前よりも悪化、質が低下しては何の意味もありません。
最終的には退去率が増え、空き部屋が多発するのは言うまでもありません。
重要なのは、プレゼンテーションを通してしっかりとしたパートナーを見極める事なのです。
まとめ
ここまでマンションの管理会社を変えるメリットや管理会社を変える具体的な手順、管理会社を変える際に注意すべきポイントについて話してきましたが、いかがだったでしょうか。
忘れてはならないことは、マンションの管理会社を変える目的は、今よりもっと住みやすいマンションにする、ということです。
このことを忘れずに、マンションの管理会社を変える時には、しっかりと各管理会社を見極めていきましょう。