部屋探しで見るポイントはここだ!専門家が教える5つのポイント

納得お部屋探し

引っ越しなどで部屋探しをする際、家賃や立地も大切ですが、その部屋の善し悪しを見極めるのも大切。でも部屋探しでそれを判断するのなかなか難しいですよね。でもご安心を。不動産業界に精通しただけではなく、建築士の資格も持っている専門家が部屋探しで見るポイントを紹介!はたしてどんなポイントをチェックすればいいのでしょうか?

ポイント1「階段」

部屋探しで階段をチェック?って思われるかもしれませんが、階段の段数と蹴上げの高さをチェックすることで、その部屋の階高がわかるからです。もちろん階高が高い方が快適。その階段の1フロアの合計が「3m」なら言うこと無し。「2.8m」ならまずまずの感じ。「2.7m」未満なら上下階からの騒音の可能性有り!?この階高は床の厚さにも直結するので、上下階からの騒音の影響度をはかる指標でもあるんです。

ポイント2「玄関扉」

扉が豪華か否かではなく、扉がきちんと閉まるか否かがポイントです。きちんと閉まれば建物が歪んでいない証拠で、もし閉まる際に音が鳴ったり、扉が閉まりきらなかったら建物が歪んでいる可能性有り。

ポイント3「下より上を見る」

部屋探しで内覧をすると、どうしても床など「下」ばかり見てしまいますが、ポイントは天井など「上」。下は簡単に掃除などができますが、上はなかなか掃除がしにくく、その部屋の善し悪しがモロに出てきます。さらに天井の隅をチェックして、そこにしみなどの汚れがあったら要注意。上階からの水漏れや、カビの発生の可能性があること。これは壁やキッチンでも言えることですが、下はごまかしやすいですが上はごまかしにくく、部屋探しでは「上」は見るポイントになります。

ポイント4「床と壁は叩いてみる」

部屋探しで見た目も大切ですが、それ以上に重要なのが見えない場所。でも見えない場所をどうやってチェックするかというと、床や壁なら軽く叩くことでチェックできます。床や壁を叩いて「コツン」という軽い音がすれば、床や壁が二重構造になっていて防音性や断熱性が保たれている証拠。逆に「ドスン」という重くて響かない音がすれば、いわゆる直床や直壁のように二重構造になっていないので、隣接する住戸からの音がそのまま部屋に入ってくる可能性があります。

ポイント5「部屋は時間と曜日を変えて二度見する」

部屋探しで物件を見るのは通常1回だけですが、是非とも2回以上、それも曜日と時間を変えてチェックしてください。特に曜日は平日と週末、時間は午前と午後など、明らかに状況が変わるタイミングでチェックしましょう。日差しや騒音などは、時間や曜日によって状況が変わります。面倒でも部屋探しは「二度見」がポイントです。

まとめ

専門家がおすすめする「部屋探しで見るポイント」は大きくこの5つ!もちろん一般的な見た目のポイントのチェックもしますが、専門家がおすすめするのは見落としやすいこの5つのポイント。また部屋探しで、実際に部屋を見る際に「メジャー」と「懐中電灯」を必ず持って行きましょう。メジャーは階段サイズを測るのもさることながら、部屋探しで気になる場所は常にメジャーで採寸。懐中電灯は天井などチェックしにくい部分を確認する際にあると便利。

タイトルとURLをコピーしました