【新浦安の不動産屋さん】賃貸物件の廊下や階段に関する用語

納得お部屋探し

賃貸物件を選ぶにあたっては、各居室や設備以外にもさまざまなポイントをチェックしなければいけません。

例えば廊下や階段などについては、意外と見落としがちなポイントであるため、必ずチェックしましょう。

今回は、賃貸物件の廊下や階段に関する用語について解説します。

外廊下

賃貸物件の外廊下とは、建物の外側に面していて、外気に開放されたタイプの廊下を指しています。

外廊下の賃貸物件は、廊下が物件の外に面しているため、光や外気が直接廊下に入ってきます。

住戸の玄関に面した部屋に窓が設置されることも多く、風通しも良いです。

また万が一火災が発生した場合も、煙が廊下にこもることなく、避難しやすいなどのメリットがあります。

内廊下

内廊下とは、賃貸物件の各階の共用廊下が、建物の中央に配置されているタイプをいいます。

エレベーターホールから各住戸に向かう通路(廊下)が屋外に面していないため、雨風にさらされることなく、季節を問わず環境が保たれています。

また外部からの侵入も防ぎやすく、セキュリティにも優れ、プライバシーも守られています。

賃貸物件では、特にタワーマンションにも採用されることが多く、人気が高いです。

中廊下

賃貸物件の中廊下とは、賃貸物件で両側に住戸が配置された、屋内にある共用廊下のことを指します。

マンションやアパートなどの賃貸物件では、片側にしか部屋の出入口がない片廊下が一般的です。

一方、高層マンションでは中廊下を取り入れている物件が多く見られます。

外部から入居者の動きが見えないため、プライバシー確保の面で優れていて、セキュリティ面でもメリットがあります。

ただし廊下の両側にドアがあるために、災害等の避難時などは混雑度が片廊下の倍になるため、通路として利用できる幅を片廊下よりも広く確保する必要があります。

アルコーブ

アルコーブとは、賃貸物件の部屋や廊下など、壁面の一部を後退させてつくったくぼみを指します。

一般的には、共用廊下から少し後退させた形状になっている玄関前部分のスペースのことをいいます。

外廊下と玄関が直接面しておらず、物件によってはそこに格子扉を設置しているものもあり、ドア開閉時に外部からの視線を遮り、プライバシーを守る効果があります。

空中廊下

空中廊下とは、賃貸物件の住戸の前にある共用廊下を住戸から離し、住戸と共用廊下の間を吹抜けにして専用ポーチで結んだものをいいます。

住戸のすぐ前を人が行き交うことがないため、プライバシーの保護にメリットがあります。

また空中廊下と賃貸物件本体の建物の間に吹抜けがあるため、見た目にも開放感を得られます。

さらに視覚的な開放感だけでなく、実際の風通しや日当たりも良くなるため、体感的な開放感も得られるでしょう。

リビング階段

リビング階段とは、文字通り賃貸物件のリビングに設けた階段のことを指しています。

リビングイン階段とも呼ばれます。

1階のリビングに階段を設置した場合、子どもは2階の自室に行くためにリビングを経由するため、親子のコミュニケーションをとりやすいと言われています。

ただし階段がリビングにあることで、上下階のつながりや開放感はあるものの、リビングが通路となり落ち着かなくなる場合もあります。

ちなみに賃貸物件では、中二階が設けられている住戸において、リビング階段が採用されることが稀にあります。

階段室型

階段室型とは、隣り合う2戸で1つの共用階段を持ち、各住戸が直接階段室に出入りできる賃貸物件の住棟形式を指しています。

1960年代の公共住宅に多く見られる、中・低層の集合住宅向きの住棟形式です。

階段室型には廊下がないことにより、窓の外側を歩く人がいないためプライバシーを確保できます。

また2面にバルコニーを設けることにより、通風や採光を確保できるため快適性が高く、2戸で1つの階段を使うことから、ほかの居住者が出入りすることがありません。

賃貸物件の中には、階段室型にエレベーターが設けられているところもあります。

直通階段

直通階段とは、建物の2階以上のフロアから地上に出られる避難階(通常は1階)に、途中で他の部分を迂回しないでダイレクトに連絡している階段を指しています。

建築基準法で、避難のための階段(いわゆる非常階段)は原則として直通階段と定められています。

中高層建築物では、地上フロアから最上階までの階段を1か所に集めた階段室や外階段を設け、全階直通階段にするのが一般的です。

また3階建て住宅の屋内階段も直通階段にする必要があるため、1~2階をつなぐ階段と2~3階をつなぐ階段の間に扉を設けたり、長い廊下を設けたりすることはできません。

まとめ

賃貸物件の中だけでも、さまざまな種類の廊下や階段が存在します。

賃貸物件に入居するのであれば、前述したような廊下や階段の名称・特徴を知り、どれが採用されているのかをチェックすることが望ましいです。

千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!

心よりお待ちしております。

タイトルとURLをコピーしました