賃貸物件に入居する際は、自身や自身の家族が生活しやすいかどうかを考慮しなければいけません。
賃料の安さなどのメリットだけで入居してしまうと、生活のしにくさを感じてしまう可能性があります。
ここからは、幼い子どもがいる子育て世帯におすすめの賃貸物件における特徴を解説します。
子育て世帯におすすめの賃貸物件の特徴8選
子育て世帯は、以下のような特徴を持つ賃貸物件への入居をおすすめします。
・子育て世帯が多く入居している
・周囲に公園がある
・和室付き
・玄関が広い
・収納スペースが多い
・エレベーター付き
・家事動線に優れている
・セキュリティ性が高い
子育て世帯が多く入居している
他の子育て世帯が多く入居している物件を選ぶ方が、子育て世帯は快適な生活を送りやすいと言えます。
なぜなら、同じような悩みを持つ世帯が多い方が、互いに苦労や悩みを理解し、トラブルに発展しにくいからです。
周囲に公園がある
子育て世帯におすすめの賃貸物件の特徴としては、周囲に公園があるということも挙げられます。
公園は子育て世帯にとって必須の周辺施設であり、幼児や赤ちゃんを連れて散歩に行けるだけでなく、周辺の同じような世帯とコミュニケーションを取る場所にもなります。
また、より生活環境を良くしたいのであれば、以下のような公園の状況、環境もチェックしておくべきです。
・樹木の剪定、害虫駆除、清掃などの管理が行き届いているか
・遊具が老朽化していないか
・公園周辺の交通量は多くないか、危険な箇所はないか など
和室付き
和室付きの賃貸物件は、古さを感じやすいなどの理由から、お世辞にも人気がある物件とは言えません。
しかし、子育て世帯にとっては、非常におすすめの物件だと言えます。
畳が敷き詰められた和室はクッション性が高く、幼児や赤ちゃんが転んだり、落下したりしたときのケガから守ってくれます。
特に、リビングのすぐ横に和室が配置されているようなレイアウトの場合、親御さんの目も届きやすいため、子どもが遊ぶ部屋や赤ちゃん部屋として最適な空間となります。
そのため、入居しようとする物件に和室があるかどうかは、必ず確認しておくべきです。
玄関が広い
赤ちゃんがいる子育て世帯は、ベビーカーを利用して外出することも多いです。
そのため、ベビーカーを常時置いておけるような広い玄関がある賃貸物件は、とても便利で住みやすいと言えます。
また、より利便性を追求するのであれば、ベビーカーを押しやすいよう、なるべく玄関部分やドアの床部分の凹凸が少ない物件を選ぶのも効果的だと言えます。
収納スペースが多い
幼児や赤ちゃんのいる世帯では、紙おむつなどのベビー用品を収納するスペースが必須です。
そのため、子育て世帯はなるべく玄関やキッチン、トイレや浴室など、至るところに収納スペースがある賃貸物件を選ぶべきです。
もちろん、クローゼットや押し入れなどの収納スペースに関しても、広い方が子育て世帯にとっては便利になります。
エレベーター付き
たとえ低層マンションであっても、エレベーターが付いていない物件は、子育て世帯にとって快適なものではありません。
例えば、エレベーターのない物件の3階に、子育て世帯が入居するとしましょう。
このような場合、外出時には赤ちゃんを抱いたまま階段を降りなければいけませんし、帰りは当然また上る必要があります。
ましてや、ベビーカーを使用するとなれば、かなりの重量を抱えての昇降となるため、親御さんの負担は計り知れません。
そのため、子育て世帯は必ずエレベーター付きの賃貸物件を選ぶべきです。
家事動線に優れている
幼児や赤ちゃんのいる子育て世帯の親御さんは、子どもの様子をチェックしながら家事をこなさなければいけないため、できる限り家事動線の優れた賃貸物件に入居すべきです。
例えば、周りを一周できるアイランド型キッチンは、家事動線に優れた代表的な設備と言えます。
その他、子どもの様子を見ながら調理ができる対面キッチンも、子育て世帯にとっては魅力的です。
また、家事の効率を良くする設備が付いているかどうかも、物件入居時には必ずチェックしておきましょう。
具体的には、洗い物を効率化できる食洗機や、洗濯物をすぐに乾燥させられる浴室乾燥機などが挙げられます。
その他、洗濯物を干す、たたむ、しまうという動作が一ヶ所でできる洗濯室も、忙しい子育て世帯にとっては非常に便利な設備と言えます。
セキュリティ性が高い
子育て世帯におすすめの賃貸物件の特徴としては、セキュリティ性が高いということも挙げられます。
例えば、オートロックや玄関前のモニター付きインターホン、防犯カメラ、24時間体制のセキュリティシステムといった設備がある物件は、安心して生活できるというイメージが強いため、子育て世帯にとっては必須だと言えます。
また、内廊下になっている物件も、セキュリティ性が高いためおすすめです。
内廊下とは、建物の内側にある廊下をいい、外側から各部屋は見えない造りになっています。
一方、外廊下は外側、つまり道路側に廊下があるため、外部からの目に付きやすく、若干セキュリティの面での不安があります。
まとめ
ここまで、子育て世帯におすすめの賃貸物件における特徴を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
子育て世帯は、親御さんにとっても、子どもにとっても生活しやすい賃貸物件を選ばなければいけません。
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