賃貸物件の駐車場に設置されているシャッターの種類について

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賃貸物件の中には、建物の一階部分や地下部分に、屋内駐車場が設けられている物件があります。
また、そのような駐車場にはシャッターが付けられることもありますが、こちらにはいくつかの種類があります。
ここからは、賃貸物件の主な駐車場シャッターの種類とメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

賃貸物件の主な駐車場シャッターの種類

賃貸物件の駐車場に設置されているシャッターには、主に以下の4種類があります。

・スラットシャッター
・グリルシャッター
・上部開放シャッター
・透明パネルシャッター

それぞれの概要とメリット・デメリットを見てみましょう。

スラットシャッター

スラットシャッターは、駐車場におけるシャッターの中でも、もっともポピュラーなタイプです。
長方形の部材が蛇腹状に連結していて、上部から下部まで隙間なく閉めることができます。
スラットシャッターのメリットとしては、やはり完全に閉め切ることができるため、プライバシーが守られるという点が挙げられます。
特に高級車を所有する方は、目を付けられる心配が少なくなるため、とても安全です。
また、その他でいうと、砂埃の侵入を防げることや、台風の際の飛来物などから車を守れることもメリットです。
ただし、構造上、強風が吹いた際にはガタガタと音が鳴りやすく、それが不快に感じることもあります。

グリルシャッター

グリルシャッターは、シャッターがパイプ構造になっている、隙間の空いたタイプです。
パイプシャッターとも呼ばれています。
こちらのタイプのメリットは、強い風が吹いてもほとんど音が鳴らないことや、電動シャッターの場合のモーターへの負担が小さいことです。
ただし、隙間が空いているため、プライバシーは守られにくいですし、飛来物によって車が傷ついたり、賃貸物件のセキュリティ体制によっては、隙間から何かしらのイタズラをされたりする可能性もあります。

上部開放シャッター

上部開放シャッターは、名前の通りシャッターの上部のみが開放されているタイプです。
具体的には、上部(全体の約1/4程度)がグリルシャッター、残りがスラットシャッターになっています。
スラットシャッターとグリルシャッターの特徴を両方持っているため、プライバシーが守れる上に、通気や換気、採光にも優れています。
機能面でこれといったデメリットはありませが、前述の2つに比べると設置費用は高額になりがちなため、賃料や駐車場代が高い賃貸物件に設置されていることが多いです。

透明パネルシャッター

透明パネルシャッターは、アルミ枠に透明のパネルを挟み込んだシャッターです。
こちらのタイプのメリットは、まずデザイン性と採光性に優れているというところです。
また、送り込み方式の収納機構であるため、パネル同士が触れ合うことなく、表面を長期に渡って美しく保つこともできます。
ただし、パネル部分にはガラスやアクリル、ポリカーボネートが使用されることが多く、これらの素材には外部から割られてしまうリスクがあります。

賃貸物件の駐車場シャッターにおける素材について

賃貸物件の駐車場シャッターの種類は、形状だけでなく素材でも分類することが可能です。
具体的には、以下のような素材が使用されます。

・スチール製
・アルミ製
・ステンレス製
・木製

では、それぞれの素材には一体どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

スチール製

スチール製の駐車場シャッターは、とにかくコストが安いです。
そのため、腐食するまでの期間は10~15年と比較的短く、あくまで「車さえ停められれば、見た目はどうでも良い」という方が選ぶ素材だと言えます。

アルミ製

アルミ製のシャッターは、なかなか腐食しないところが大きなメリットです。
ただし、どの形状でも設置コストは高額になる傾向があり、それに伴って駐車場代も高くなりがちです。

ステンレス製

ステンレス製の駐車場シャッターも、アルミ製と同じく腐食に強いです。
また、アルミ製にはない高級感も持ち合わせています。

木製

木製の駐車場シャッターは、他の金属にはない高級感と、優しいデザイン性を兼ね備えています。
しかし、素材としての強度は決して高くありません。

自身の希望にあった駐車場を選ぼう

どのタイプがもっともおすすめとは一概に言えませんが、賃貸物件の駐車場シャッターをチェックする際は、必ず優先順位を明確にしておきましょう。
例えば、駐車時のセキュリティ性を重視したい方は、スラットシャッターや上部解放シャッターがついた物件を選ぶべきですし、オシャレで高級感のある賃貸物件に住みたい方は、透明パネルシャッターや素材に木材が使用されたシャッター付きの物件がおすすめです。

まとめ

ここまで、賃貸物件の駐車場に設置されているシャッターの種類やメリット・デメリットを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
自身の希望を満たし、なおかつ建物のデザインやテーマとマッチしているシャッター付きの駐車場であれば、入居後の生活は快適になります。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

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