賃貸物件での生活にLED電球を採り入れるメリット・デメリット

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賃貸物件の照明を変えるだけでも、醸し出す雰囲気はガラッと変わります。
また、賃貸物件での生活では、採用する電球の種類にもこだわりたいところですが、このとき“LED電球”を採り入れることには、一体どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
LED電球の概要とあわせて解説しますので、ぜひご覧ください。

LED電球の概要

そもそもLEDとは、発光ダイオードのことを指しています。
発光ダイオードは、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子で、こちらを使用した電球がLED電球です。
ちなみに、LEDには材料の違いにより、赤、オレンジ、緑などさまざまな色に発光するものがありますが、青色発光ダイオードの発明により、光の三原色(赤、青、緑)が揃い、ディスプレイの分野を中心にその開発、発展に広く貢献したといわれています。

賃貸物件での生活にLED電球を採り入れるメリット

賃貸物件での生活にLED電球を採り入れるメリットは、主に以下の通りです。

・寿命が長い
・消費電力が少ない
・調色が可能
・紫外線が少ない
・割れにくい
・寒さに強い

寿命が長い

白熱電球などの他の電球に比べて、LED電球は非常に寿命が長いです。
そのため、一度こちらに付け替えることで、当分は交換する必要がありません。
具体的には、以下の通り圧倒的な寿命の差があります。

・LED電球:約40,000時間
・白熱電球:約1,000時間

消費電力が少ない

LED電球と白熱電球の消費電力を比べると、LED電球の方が圧倒的に少ないのがわかります。
具体的には以下の通りです。

・LED電球:約9w
・白熱電球:約54w

後述しますが、LED電球は他の電球に比べて少し高価な商品です。
ただし、消費電力が少ないため、継続して使用していれば、いずれはLED電球の方がお得になります。

調色が可能

LED電球には、シチュエーションに合わせて光の色を変える調色という機能が備わっています。
こちらは、白熱電球や蛍光灯にはない独自の機能です。
例えば、家族で食事をするシチュエーションであれば、フワッと暖かい雰囲気の光にしたり、集中して読書や勉強をするシチュエーションの場合は、青白い光にしたりすることができます。
また、従来の電球では実現できなかった、赤や緑などのカラフルな光を生み出すタイプも販売されています。

紫外線が少ない

LED電球は他の電球と比べて、あまり紫外線を放出しません。
よって、光によって室内の日焼け、色褪せなどが起こる心配は少ないです。

割れにくい

LED電球は機能性が高いだけでなく、とても丈夫に作られています。
こちらは、LED自体にプラスチック、シリコンなどの丈夫な素材が含まれているからです。
よって、落下したときや地震が発生した場合でも割れにくく、安全性は高いです。

寒さに強い

LED電球は、寒いところでも問題なく光を照らしてくれます。
具体的には、-20℃の環境でも点灯するといわれています。
よって、寒さが厳しいエリアでリノベーションをする方も、安心して導入できます。
逆に、白熱電球や蛍光灯は低温に弱く、気温がマイナスを下回る場合には点灯しない可能性もあります。

賃貸物件での生活にLED電球を採り入れるデメリット

一方で、賃貸物件での生活にLED電球を採り入れることには、以下のようなデメリットもあります。

・高価
・重量がある
・熱に弱い
・暗く感じる場合がある

高価

LED電球には、商品そのものの価格が高いという欠点があります。
具体的には、白熱電球の約20倍とも言われていて、住宅全体の照明をLED電球に変更するとなると、かなり高くついてしまいます。
ただし、前述したように、長期間継続して使用する場合はLED電球の方がお得になるため、決して割高というわけではありません。

重量がある

白熱電球などと比べると、LED電球は重量があります。
こちらは、内部に多くの部品が組み込まれていることが理由です。
近年は少しずつ軽量化が進められていますが、これまで利用してこなかった方は、交換時の重さなどが気になることもあるでしょう。

熱に弱い

LED電球は、あまり熱に強くありません。
こちらは、LED内部に組み込まれた部品の耐熱性が低いことが理由であり、気温40℃を超える環境になると、故障や劣化に繋がりやすくなります。
そのため、気温が上がりやすい浴室などにはあまり向いていません。

暗く感じる場合がある

LED電球が発する光は指向性が強く、他の電球に比べてあまり広範囲に届かないという特徴があります。
よって、人によってはLED電球の光が暗く感じることもあります。
従来の電球との違いを感じさせないほど、明るさを維持できる商品も出てきてはいますが、敏感な方はその光の強弱が気になるでしょう。

まとめ

ここまで、賃貸物件で生活するにあたって、LED電球を採り入れるメリット・デメリットを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
LED電球のことを詳しく知らなかったという方は、本記事の内容をぜひ覚えていただき、導入も検討してみてください。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

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