これから賃貸物件に入居する方の中には、女手一つで子どもを育てるシングルマザーの方もいるかと思います。
ただ、シングルマザーの方は、賃貸物件の入居審査に対して一抹の不安を感じていることでしょう。
ここからは、シングルマザーの入居審査における疑問にお答えしたいと思います。
Q.シングルマザーは入居審査に落ちやすいのか?
これから部屋探しをするシングルマザーの方がもっとも不安に思っているのは、やはり「入居審査に落ちやすいのか?」という点でしょう。
結論から言うと、「シングルマザーだから」という理由で、審査に落とされてしまうようなことは基本的にありません。
ただ、収入面で不利になりやすいのは事実です。
夫婦で賃貸物件に入居する場合、夫がしっかりと安定収入を確保しているケースが多いです。
しかし、シングルマザーの方は、仕事と子育てを両立しなければならず、どうしても収入が少なくなりがちです。
また、子どもに何かあったときのために、融通が利くパートなどの雇用形態を選択している方も多く、その場合は正社員の方よりも若干支払い能力に関して疑問視されることがあります。
その場合は、少し家賃を低めに設定するなどの工夫が必要でしょう。
もっと言えば、子どもがまだ幼い場合、泣く声や足音などで他の住民に迷惑をかけることが予想されるため、若干敬遠される傾向にあります。
Q.シングルマザーでも借りやすい物件ってどんなの?
シングルマザーの方でも入居審査に通りやすい物件としては、やはりファミリー層も多く住んでいる物件が挙げられます。
なぜなら、ファミリー層が多く住んでいれば、他の住民が子どもの泣く声などにもある程度理解を示してくれるからです。
つまり、近隣トラブルに発展しにくいということです。
ただ、子育てをしやすい間取りとなると、広すぎる間取りは好ましくありませんし、“ファミリー層のみ入居可”といったような物件だと、賃料も高くなってしまいます。
したがって、最終的に重要なのは、やはりオーナーがどれくらいシングルマザーの立場に立ってくれるかだと言えるでしょう。
そのためには、シングルマザーであることを正直に話し、十分な収入がある旨や入居させてほしい旨を伝えて、信頼してもらうことが大事です。
Q.求職中の場合は入居審査に通らないのか?
シングルマザーの中には、つい最近離婚をし、シングルマザーになったばかりという方もいるでしょう。
また、その場合、求職中に賃貸物件を探さなければいけないことも考えられます。
この場合、入居審査に通過するのは難しそうに見えますが、実際は入居できる可能性もあります。
例えば、貯蓄があり、初期費用と当面の賃料、生活費を用意できるのであれば、求職中のシングルマザーでも十分入居審査に通ることは考えられます。
また、収入がなく、貯蓄もほとんどないという場合は、安定収入のある親などを契約者にすることでも、入居できる可能性はアップします。
まとめ
ここまで、シングルマザーの方の入居審査における疑問をいくつか解決してきました。
シングルマザーだからといって、部屋探しを諦める必要はありませんが、なかなかスムーズに入居できない場合があることは理解しておきましょう。
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