賃貸物件への入居が決まったら、実際入居する前にしておくべきことがたくさんあります。
その1つが、賃貸物件におけるさまざまな“大きさ”を計測することです。
大きさを計測しておかないと、入居後にうまくインテリアやなどが設置できないことに繋がります。
どこの大きさを計測すればいいのか、具体的な箇所を解説します。
賃貸物件に入居する前に大きさを計測しておきたい箇所①洗濯機置場
賃貸物件に入居する前に、洗濯機置場の大きさは必ず計測しておきましょう。
具体的には、洗濯機の水漏れを防ぐ受け皿である“洗濯パン”の内寸、そしてその周りのスペースの大きさを計測します。
大きい洗濯機を設置する場合、洗濯パンの周りのスペースに余裕がないと設置できない可能性もあります。
またドラム式の洗濯機は、開閉の際に前後のスペースも必要になるため、洗濯機の扉を全開にできるかどうかもしっかり計測しておきましょう。
賃貸物件に入居する前に大きさを計測しておきたい箇所②冷蔵庫、食器棚を置く場所
冷蔵庫や食器棚を置く場所も、賃貸物件に入居する前に大きさを計測しておきたい箇所の1つです。
冷蔵庫、食器棚を置く場所では、必ず幅と奥行き、高さの3つを計測します。
冷蔵庫を置く場所は、賃貸物件によってある程度決まっているため、最初から少し奥行きや幅、高さが設けられている場合が多いです。
ただ冷蔵庫の熱を逃がすためには、左右に5mm程度、上部分に5cm程度の余裕を持たせる必要があるので注意しましょう。
上部のスペースが足りないことはほとんどありませんが、冷蔵庫の左右は壁にぴったりくっつかないようにすることをおすすめします。
賃貸物件に入居する前に大きさを計測しておきたい箇所③カーテンレール
賃貸物件に入居する前に、カーテンレールの大きさも必ず計測しましょう。
カーテンレールの幅、丈を計測しておかなければ、以前の賃貸物件から引き続き使用するカーテン、新しく購入するカーテンがうまく設置できません。
幅や丈が長すぎると、カーテンにシワができて見栄えが悪くなり、幅や丈が短すぎるとうまく遮光できなくなってしまいます。
カーテンレールの中心から左右に広げるように幅を計測し、カーテンレールの真下から床までの丈を計測しましょう。
まとめ
賃貸物件への入居が決まったら、最低でも今回解説した箇所の大きさは計測しましょう。
もし余裕があるのであれば、インテリアを置く場所の大きさやクローゼットなどの内寸も計測しておくことをおすすめします。
継続して使用するつもりだったインテリアや家電などが設置できない場合、想定外の出費がかさんでしまうこともあるので注意してください。