マンションとアパート、どちらも賃貸物件という点はとても似ている建物です。しかし、皆さんもマンションとアパートの違いをなんとなく実感しているのではないでしょうか。両者には違いと利点がいくつかあります。マンションとアパートの違いはいったいどんなところ?具体的に両者の違いを考えてみましょう。
実はマンションとアパートに定められた違いはなかった!
マンションとアパート、日常生活では明らかに違いのあるものとして皆さん区別していますよね。しかし、不動産や企業によってマンションとアパートの定義は異なり、その言葉に明確な違いは定められていないのです。
広辞苑で、マンションは「中高層の集合住宅(大邸宅の意)」、アパートは「一棟の建築物の内部を多数の独立の住居に仕切ったもの。集合住宅。」と定められています。また、ヨーロッパでは大きなマンションのことをアパートと呼んでおり、その言葉に大きな違いはないように思います。
不動産で大体使われている両者の違いは、マンションは鉄筋コンクリートで作られている物、アパートは木造、あるいは軽量鉄骨で作られていると定義しているところが多いのではないでしょうか。また、3階建て以上の場合はマンション、2階建て以下の集合住宅はアパートと定義している不動産会社もあります。
マンションとアパートの違いと選ぶポイント
マンションとアパートの違いは不動産にもよりますが、大体理解していただけたかと思います。もしもお部屋探しをしていて、マンションとアパートで迷っているという場合には両者の違いから考えてみましょう。例えば、アパートに住むという方はマンションよりも家賃が安めに設定されている場合が多いです。鉄筋コンクリートでないということもありますし、階層も低いものが多いので、気軽に新生活を始めることができるのではないでしょうか。マンションに住む場合には防犯面、設備面が充実している場合が多いです。女性の一人暮らしや、きれいなところに住みたいと思っている方にはおすすめです。
まとめ
マンションとアパートの違いから、お部屋探しを進めていくこともできます。立地や家賃といった条件もあると思いますが、違いでどちらかを決めてみるのもいいのではないでしょうか。両者の違いは不動産会社によっても異なることがありますので、お部屋探しの際には注意して選ぶようにしてみてくださいね。