【新浦安の不動産屋さん】賃貸物件のクロスにおける種類と特徴

納得お部屋探し

賃貸物件の壁をチェックする際は、構造や防音性、汚れの有無などの項目を確認します。

これとあわせて、クロス(壁紙)にどういったものを使用しているかについてもチェックしましょう。

クロスの種類によって、賃貸生活は大きく変わってきます。

今回は、賃貸物件で採用されるクロスの種類と特徴を解説します。

賃貸物件のクロスの種類6選

賃貸物件では、主に以下のうちいずれかのクロスが採用されています。

・ビニールクロス
・紙クロス
・布クロス
・木質系クロス
・無機質系クロス
・オレフィンクロス

各クロスの概要と特徴を詳しく説明します。

ビニールクロス

ビニールクロスは、賃貸物件で採用されているクロスとしては非常に一般的なものです。

ポリ塩化ビニルという素材を主原料にした壁紙で、大量生産されているため価格が安く、こちらが賃貸物件で採用される機会が多い理由の一つです。

また織物調や和紙風、石目や木目など、色やデザインのバリエーションが多いのがビニールクロスのメリットです。

消臭や抗菌、防カビなどの工夫がされた商品も多く、機能性もある程度高いことが予想できます。

ただし、ビニールクロスの接着剤には、有害物質であるホルムアルデヒドが含まれています。

近年は塩化ビニルの使用量を軽減するなど、工夫された商品もありますが、新築物件でのシックハウス症候群などのリスク減らしたい方は避けた方が良いかもしれません。

紙クロス

紙クロスは、賃貸物件で採用される紙を主原料としたクロスです。

パルプを原料と洋紙を、プリント加工やエンボス加工したものが多く流通していて、和紙や非木材紙を原料にしたものもあります。

また紙クロスのメリットは、吸音性があり、空気を通してくれるという点です。

そのため、寝室として使用する和室などに使用されているとメリットが大きくなります。

一方、紙クロスは時間の経過とともに膨張・収縮する可能性があり、目地が目立ってきてしまうおそれがあります。

さらに紙クロスは擦れにも弱いため、長持ちさせたい場合は注意しなければいけません。

布クロス

賃貸物件で採用される布クロスは絹や麻、シルクやレーヨン、不織布や合成繊維などを主原料としたクロスです。

こちらは自然の素材感があり、室内の高級感を演出することが可能です。

また丈夫で擦れにくく、通気性や吸放湿性にも優れています。

さらに基本的には自然素材を使用するため、化学物質が不安だという方にもおすすめです。

ただし布クロスは汚れが付着すると落ちにくい上に、防火性のある商品が限られています。

木質系クロス

木質系クロスは、天然木やコルクを素材としてつくられた、賃貸物件でも採用されるクロスです。

薄くスライスした天然木やコルクに対し、紙やアルミを裏打ちしてつくられます。

天然木ならではの色や柄、木目の風合いを楽しめるのが特徴で、調湿作用もあるため、機能性に関しても悪くありません。

腰壁に採用されている賃貸物件であれば、空間全体がスタイリッシュでオシャレな雰囲気になります。

ただし、木質系クロスは他のクロスに比べると高額になる傾向があります。

そのため、賃貸物件でも全体ではなく、アクセントクロスとして一部に採用されていることが多いです。

無機質系クロス

無機質系クロスは、賃貸物件で採用される珪藻土や漆喰、セラミックなどを主な原料とするクロスです。

不燃性の素材でつくられるため防火性が高く、火災につながりにくいという特徴を持っています。

また珪藻土クロスと漆喰クロスの場合は、調湿・消臭効果があるなど、同じ無機質系クロスでも使用される素材によって特徴が異なります。

さらに塗装した壁のようにザラザラとした質感は、ビニールクロスなどでは出せない風合いがあります。

無機質なデザインが好きな方にとっては、快適な空間になるでしょう。

しかし珪藻土クロスや漆喰クロスは、塗装した壁と比べると見劣りするため、本物志向の方には少し安っぽく感じてしまうかもしれません。

オレフィンクロス

オレフィンクロスは、ポリエチレンやポリプロピレンといった合成樹脂を主原料としてつくられたクロスです。

焼却時に煙の発生が少なく、塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しません。

また水拭きが可能で汚れに強く、表面強度が高いためキズがつきにくいのも特徴です。

機能性とデザインを両立させたクロスとして、環境面に配慮したい方や、子ども部屋などに安全な壁紙を使用したい方などにはおすすめです。

しかしビニールクロスなどの一般的なクロスと比べると、価格はやや高いです。

そのため木質系クロスと同じように、賃貸物件ではそれほど頻繁に採用されることはありません。

まとめ

賃貸物件の内見において、クロスに注目する方は少ないかもしれません。

それでも、素材によってデザインや機能性は変わってくるため、気になる方は詳細について不動産会社の担当者に質問することをおすすめします。

千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!

心よりお待ちしております。

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