賃貸物件の入居審査は、基本的に開始して3~5日程度で結果が通知されます。
しかし、場合によっては10日以上、2週間以上経っても通知が来ないこともあります。
では、これだけ結果の通知が遅れてしまう理由には、一体どんなことが考えられるでしょうか?
これから物件探しをする方は、ぜひ知っておいてください。
①申込書に不備がある
賃貸物件に入居する際は、申込書に自身の情報を記入しますが、内容に不備があると、入居審査の結果はなかなか届きません。
なぜなら、この書類の内容を参考に、入居審査は行われているからです。
また、申込書と併せて提出する本人確認書類に不備がある場合も、再提出を求められる分、審査が遅れてしまいます。
もちろん、その他の提出書類に不備がある場合、足りない場合も同様です。
不動産会社によって、申し込み時に提出する書類が異なるため、そこは前もって確認しておくことをおすすめします。
②連帯保証人と連絡がつかない
入居審査の結果がなかなか通知されない理由としては、“連帯保証人との連絡がつかない”ということも挙げられます。
連帯保証人は、借主に賃料の滞納・設備の破損等があった場合、それを肩代わりする重要な人物です。
したがって、その人物と連絡がとれない限り、オーナーまたは管理会社は、入居審査を終了し、“借主が連帯保証人を用意した”ということを認めるわけにはいかないのです。
また、緊急連絡先の方と連絡がつかない場合も、同様に入居審査には遅れが生じます。
③オーナーと連絡がつかない
オーナーと連絡がつかないことでも、入居審査の結果がなかなか通知されない場合があります。
入居審査は、不動産会社、オーナー、場合によっては家賃保証会社が連携して行っていることであるため、オーナーが長期休暇で出かけている場合などは連携が取れず、どうしても進まなくなってしまいます。
オーナーにも当然お休みの日はありますから、これは致し方ありません。
④繁忙期で申し込みが増えている
1~3月頃は不動産会社の繁忙期であり、数多くの入居審査を行わなければいけないため、結果の通知は遅れやすくなります。
また、この時期は不動産会社だけでなく、オーナーや家賃保証会社も当然忙しくなるため、借主自体には何の問題もないにも関わらず、結果の通知までに10日以上かかるケースも珍しくありません。
したがって、上記の時期に申し込みをするのであれば、希望入居日の3週間ほど前にはしておくことをおすすめします。
審査結果が早く出るに越したことはありません。
⑤不動産会社の定休日を挟んでいる
入居審査の結果待ち期間に、不動産会社の定休日を挟んでいる場合は、多少結果の通知が遅くなります。
その間は、不動産会社とオーナー、家賃保証会社が連絡を取り合うことができませんからね。
ちなみに、不動産会社の多くは、水曜日や土日・祝日を定休日としています。
前もって確認しておきましょう。
まとめ
ここまで、入居審査の結果がなかなか通知されない理由について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
今後、賃貸物件に入居する際、通知が遅い場合は、前述したいずれかの理由に当てはまっていると考えるべきです。
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