皆さんは、自分が住んでいる自治体の防災計画を把握していますか?
災害はいつ起こるかわかりません。
とても怖いものです。
ですがだからこそ、日頃から防災意識をもつことで自分の命を守ることができるのです。
そこで今回は、今人気急上昇中の千葉市に焦点を当てて、千葉市の防災計画を紹介していきたいと思います。
千葉市で想定される災害とは?
千葉県千葉市は、臨海部および各河川下流域に広がる平地と、周辺部の台地・谷津から形成されます。
標高は比較的低く、海岸部には埋立地もあるので、液状化も心配されます。
千葉市では、千葉市直下地震を想定地震とした地震被害想定調査の結果に基づいて、地震ハザードマップを作成しています。
首都直下型地震は、声高に心配されていますが、首都直下型地震が起こるということは、千葉市の直下型地震も起こりえるということですよね。
そこで今回は、千葉市で想定される災害として、水害と地震による津波をあげたいと思います。
千葉市の防災計画〜津波に対して〜
臨海部に位置する千葉市で1番怖いのは、やはり津波です。
東日本大震災を通しても、津波の恐ろしさというのは周知されたことと思います。
千葉市では津波に対する防災計画として、主に津波避難ビルの設置と地震発生時の素早い情報の発信を掲げています。
津波避難ビルとは、津波の際に市民の生命の安全を図るため、一時的に緊急避難する場所です。
原則として、建築物の3階又は地上高4m以上の場所で、千葉市が指定しています。
この津波避難ビル一覧は千葉市のホームページから見ることができますので、千葉市にお住いの方は必ず目を通しておいてください。
次に、地震発生時の素早い情報発信についてです。
大規模な地震が発生した際には、迫りくる大津波のため、より早く、より正確な情報が必要となります。
大津波から逃げるためには、より早く高い場所へ逃げるしか方法がないからです。
そこで千葉市では、災害時に携帯電話を利用した情報発信を行っています。
具体的には、『ちばし災害緊急速報メール』『ちばし安全・安心メール』というものがあります。
各携帯電話会社と契約を行い、千葉市内の携帯電話基地局エリアの範囲内に滞在する「緊急速報メール」受信機能を持つ携帯電話に対し、「避難情報」などを一斉配信します。
そのため、特に登録などは必要ないので安心してください。
また、専用の着信音とバイブレーションでお知らせしてくれるも良いところです。
千葉市の防災計画〜水害に対して〜
ここからは、水害に対する千葉市の防災計画について話します。
千葉市は比較的標高が低いですから、水害の危険性とは常に隣り合わせです。
特に、花見川や村田側からといった河川は過去にも洪水を引き起こしており、注意が必要です。
千葉市では、洪水に対する防災計画として、詳細なハザードマップや防災マップを作成しています。
家族で確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで、千葉市の防災計画について話してきましたが、いかがだったでしょうか。
防災の基本は、災害を意識し、いざという時にどのような行動をとるか考えることです。
自分の命を守るため、普段から防災の意識を持っていきましょう。