賃貸物件でも表札は出すべき?出すことでどんな効果がある?

不動産豆知識

賃貸物件に入居した後、表札を出すかどうかで迷っている方もいるでしょう。
近年、賃貸物件ではあまり出す方がいない表札ですが、出すことによって一体どんな効果があるのでしょうか?
賃貸物件で表札を出すことによる利点と欠点を知れば、自身が表札を出すべきなのかどうかを把握できるでしょう。

賃貸物件で表札を出すことによる利点について

賃貸物件で表札を出すことには、以下のような利点があります。

・“自分の家”だと実感できる
例え賃貸物件であっても、自分の名前が書かれた表札を出すことで、自分の家だと実感することができます。

・近所付き合いがしやすくなる
表札があれば、同じ物件に住む住人に名前を知ってもらえるため、円滑な近所付き合いがしやすくなるきっかけにもなります。
逆に表札がないと、住人から“近所付き合いを拒否している”と認識される可能性があります。

・郵便物が正しく配達されやすい
表札が出ていない場合、配達業者は住所と部屋番号を頼りに投函を行うため、間違った投函が発生しやすくなります。
表札を出しておくことで、名前を照らし合わせることができるため、郵便物は正しく配送されやすくなります。

・外観のこだわりとして楽しめる
賃貸物件であっても、どんな表札を出すかは基本的に入居者の自由です。
したがってオシャレな表札を出すことで、外観のこだわりとして楽しむこともできます。

賃貸物件で表札を出すことによる欠点は?

では、賃貸物件で表札を出すことにはどんな欠点があるのかを見ていきましょう。

・名前を不特定多数の人に知られる
表札を出すことによる1番の欠点は、名前という個人情報を不特定多数の人に知られるということです。
名前を知られることで、1人暮らしの女性はストーカー行為などに遭いやすくなる危険性もあります。
またファミリーで賃貸物件に入居する場合、家族の名前を表札に書いてしまうと、家族構成もすべて知られることになります。

・性別を知られる可能性がある
手書きで作成した表札を出す場合、筆跡で性別を知られてしまう可能性があります。
したがって1人暮らしの女性が表札を出す場合は、必ずパソコンなどで作成することをおすすめします。

まとめ

賃貸物件で表札を出すかどうかは、入居者の自由です。
円滑な近所付き合いをしたり、郵便物の投函間違いを防いだりしたい方は、表札を出すことをおすすめします。
逆に賃貸物件においてプライバシーをもっとも重要視しているという方は、表札を出さないようにしましょう。
ただ今後も長く同じ賃貸物件で生活する予定なのであれば、表札は必要なものであると言えます。

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