賃貸物件を探すとき、ほとんどの方は駅までの徒歩所要時間を条件に入れるでしょう。
駅チカの賃貸の方が人気で良い条件というイメージが強いですが、駅から遠い賃貸にもちゃんと利点はあります。
今回は駅チカの賃貸、駅から少し離れている賃貸の利点と欠点を解説します。
駅チカの賃貸にはどんな利点と欠点がある?
駅チカの賃貸における利点は、何と言っても利便性の高さです。
駅チカの賃貸であれば電車を利用した通勤、通学が楽になるのはもちろん、ショッピングができる施設などは大体駅の近くに集まるので生活が便利になります。
ただ駅チカの賃貸には、騒々しいという欠点もあります。
例えば最寄り駅が利用者数の多い大規模な駅であれば、常に自分の家の近くは人でごった返しているような状況になります。
また駅の近くに飲食店が多く立ち並んでいると、騒々しさは夜遅くなっても続く可能性があります。
小さな子どもがいる方などには、あまり向いていない環境となることもあるでしょう。
そして駅チカの賃貸の方が好条件とされているため、比較的賃料は高めに設定されています。
駅から遠い賃貸における利点と欠点について
駅から少し離れている賃貸は“条件が悪い”と思われがちですが、ちゃんと利点もあります。
駅から離れている賃貸を選ぶことで、“閑静なエリアに住める”という利点があります。
例えば駅から10分歩いたところにある住宅街などであれば、駅チカの賃貸のような騒々しさはほとんどないでしょう。
もちろんその分通勤、通学に関しては少し不便になりますが、往復で毎日数十分歩くことになれば、運動不足の方にとってはちょうど良い運動になります。
ゆっくり落ち着いた生活をしたいファミリーが住むのであれば、駅から少し離れている賃貸の方がおすすめです。
駅チカの賃貸と比べて、賃料も多少抑えることができます。
そして、駅から離れている賃貸の欠点は言わずもがなです。
さまざまな施設が集まっている駅から離れているため、どこに行くにも多少時間がかかるようになります。
ただすぐ近くに商店街があり、なおかつ駅から少し離れている賃貸などが見つかれば、その欠点は解消されます。
まとめ
引っ越しをするのであれば、絶対駅チカの賃貸が良いと思っている方は多いでしょう。
駅チカが好条件であることは間違いないのですが、他に何の欠点もないと思っていてはいけません。
逆に駅から遠い賃貸には見向きもしないという物件の探し方も、なるべく控えるようにしましょう。
それぞれに利点と欠点があり、自分が求めているものによってはどちらの賃貸も好条件の賃貸になるのです。