賃貸物件のオーナーさんが賃貸管理会社を利用する際、信頼できる賃貸管理会社を選定するという作業はとても重要です。
“大手だから”、“実績があるから”といったようなアバウトな考え方で選定していると、後に大きな失敗を招くかもしれません。
賃貸管理会社の選定において、必ず着目しておく点について解説します。
賃貸管理会社の選定において着目しておく点①トラブルへの対応力
賃貸管理会社の選定において必ず着目しておくべきなのは、“トラブルへの対応力”です。
賃貸物件のオーナーさんは、賃貸管理会社に業務を委託することで、トラブルへの対応における負担をかなり減らすことができます。
ただ賃貸管理会社を選定する際、トラブルへの対応力が低い会社を選んでしまうと、オーナーさんの負担を減らすことができません。
むしろ賃貸管理会社がトラブルに対して雑な対応をしてしまうと、入居者の不満が増加し、オーナーさんのトラブルへの負担がさらに大きくなってしまうかもしれません。
賃貸管理会社を選定する際は、その会社がシステマチックなトラブルへの対応法を実践できているか、過去にトラブルにどう対応してきたかなどに着目するべきです。
賃貸管理会社の選定において着目しておく点②経済状況
冒頭で、“大手だから”、“実績があるから”という理由で賃貸管理会社を選定してはいけないという話をしました。
なぜダメなのかと言うと、大手で過去の実績があるからといって、これから安定した経営を続けて行けるかどうかわからないためです。
つまり賃貸管理会社を選定する際は企業の規模や実績でなく、現在の“経済状況”に着目しておくべきなのです。
もし経済状況が悪い賃貸管理会社を選定してしまうと、オーナーさんに賃料が振り込まれず、そのまま倒産されるというケースもあり得ます。
賃貸管理会社の選定において着目しておく点③コスパの良さ
はっきり言って、委託料が高い賃貸管理会社が適切に業務をこなしてくれるというのは当たり前です。
より良い賃貸管理会社を選定するためには、“コスパの良さ”に着目しましょう。
複数の賃貸管理会社に見積もりを出してもらい、各社のサービス内容と委託料を見比べて、もっともコスパが良い会社を選定すべきです。
あまりに価格が安すぎる賃貸管理会社は、悪質な会社の場合があるので要注意です。
まとめ
賃貸管理会社を選定する際に、必ず着目しておくべき点について解説しました。
集客力やサービス内容にももちろん着目すべきですが、今回解説した点も忘れずに着目して、管理会社を選定することをおすすめします。
賃貸管理会社は、コストがかかる代わりに賃貸管理における負担を減らしてくれるものです。
賃貸管理会社に業務を委託することで、オーナーさんの負担が増えるようなことがあってはいけません。