オーナーは管理会社以外に掃除を委託することは出来るの?

あんしん賃貸経営

賃貸物件のオーナーは、管理会社に物件の掃除を依頼するのが一般的です。
ではオーナーは、管理会社以外に掃除を委託するは出来るのでしょうか?
管理会社に掃除を委託する場合と、様々な角度から比較してみましょう。

管理会社以外に掃除を委託することは可能!

賃貸物件のオーナーが掃除を委託する際は、大きく分けて2つの方法に分かれます。
1つは、管理会社に直接委託する方法です。
管理会社の従業員、または管理会社が委託した清掃業者によって、賃貸物件が掃除されます。
もう1つの方法は、オーナーが自ら掃除の専門業者に委託するという方法です。
自分で業者を探すため手間はかかりますが、1番納得して委託業者を決定出来る方法ではあります。

管理会社以外に掃除を委託する場合、どこを選ぶのがおすすめなのか?

管理会社に掃除を委託する場合も専門業者に委託する場合も、費用で考えるとそれほど大きな違いはありません。
ただ、それならばわざわざ自分で専門業者を探さなくても、管理会社に委託してそこから専門業者に委託してもらう方が効率は良いと言えます。
従って、管理会社以外に掃除を委託する場合は、確実に管理会社よりも費用が安い所に委託することをおすすめします。
その1つとして、「シルバー人材センター」という団体があります。
シルバー人材センターは、60歳以上の高齢者従業員によって成り立っている団体で、掃除等の軽作業を格安で請け負ってくれます。
管理会社への依頼、専門業者への依頼であれば、月2回程度の掃除を委託するだけで月額15,000円~20,000円程度かかると言われています。
シルバー人材センターの場合は、基本的に時給1,000円程度で請け負ってくれる場合が多いです。
月2回の清掃が1日3時間だとすると、毎月の支出は7,000円前後に抑えることが出来ます(交通費等を含む)。
もちろん、シルバー人材センターの従業員は掃除のプロではありません。
オーナーは、しっかりとした清掃が出来ていないと不満に感じることもあるでしょう。
ただ、それは管理会社に委託した場合でも言えることです。
管理会社の従業員による掃除も、言ってしまえば掃除のプロによる仕事ではありません。
そう考えると、格安で掃除の委託が出来るシルバー人材センターはとてもお得と言えるでしょう。
シルバー人材センターも数多くの従業員を抱えていますので、もし掃除のやり方に納得がいかなかった場合、従業員を代えてもらうことも容易です。

まとめ

管理会社に掃除を委託しておくだけが、オーナーの選択肢ではないということは分かって頂けたかと思います。
もちろん支出を減らすことばかり考えるのはNGですが、委託する業務に関して同じくらいの期待値である選択肢ならば、支出が抑えられる方を選択するのが賢いと言えます。

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