部屋探しって本当に難しい。特に相手が不動産業者だと、素人ではすぐに言いくるめられてしまいがちです。でも専門家が教える「部屋探しの注意点」を知っていれば、部屋探しも失敗しません。その注意点もたったの「5つ」。多すぎると理解しきれませんし、少なすぎると不安になりますが、5つならわかりやすいですよね。たった5つの部屋探しの注意点を頭に入れて、いい部屋に巡り会いましょう。
1.情報誌/ネットや店頭に掲載されている部屋の情報は期待するべからず!
不動産情報誌やネット情報に出ている部屋の情報は期待してはいけません。条件がいい部屋の情報にはいわゆる「釣り」の「おとり物件」と呼ばれるものがあり、不動産会社まで足を運んでもらうための「餌」のようなものなんです。いざその部屋を目当てに行ってみると「もう埋まってしまいました」と言われ、そして「その部屋は埋まってしまいましたがこの部屋はいかがでしょう?」と、希望していない部屋を紹介されること必至。また不動産会社の店頭に掲示されているものも、特に条件が良い部屋はその傾向が強いので注意しましょう。
2.住みたいエリアを明確に!そのエリアに長ける不動産会社を探せ!
部屋探しでおすすめしたいのは、住みたいエリアを明確に決めること。それが決まればそのエリアに長ける不動産会社を見つけることが、いい部屋に巡り会う第一歩となります。不動産はまさにその名の通り場所を動けませんので、その住みたいエリアにある不動産会社が一押しです。逆にその住みたいエリアとは関係のないエリアの不動産会社は注意です。そのエリアはもちろんのこと、下手すればその部屋のことも理解していない可能性もありますので要注意です。部屋探しの第一歩は、住みたいエリアに長ける不動産会社探しです。
3.最初に紹介される部屋は避けよう!いい部屋は後から出てくる!
住みたいエリアの不動産会社を見つけたら、まずは店舗へ行きましょう。そしてエリアや条件などを詳しく話し、部屋を紹介してもらいましょう。ただし最初に紹介される部屋は注意。不動産会社が最初に紹介する部屋は、「不動産会社が早くさばきたい部屋」の可能性大。つまり今空きがある「売れ残りの部屋」。いい部屋に巡り会うためには、とにかく粘りましょう。いい部屋は必ず後から出てきます。
4.「この日から住みたい」はNG!住み始める時期は幅を持たせよう
部屋探しで注意したいのは「この日から住みたい」と、住み始める日を限定してしまうこと。これだとまさに今空きがある部屋ないし、その日に空きが出る部屋しか紹介されません。住み始める日を限定してしまうのはNGです。注意しましょう。おすすめは住み始める時期に幅を持たせること。できれば1ヶ月以上のスパンをもたせることです。その理由は、新たな空室情報は退去の1ヶ月前までに出てくるので、1ヶ月以上のスパンがあれば新たな空室情報も出てきやすいというわけです。
5.空室情報だけチェックするべからず!空室予定情報こそ要チェック!
部屋探しは「空室情報」のみはチェックしてはダメです。いい部屋に巡り会うためには「空室予定情報」に注意しましょう。そういう意味で情報誌やネットや店頭に出ている「空室情報」がNGなんです。「空室予定情報」は、不動産会社だけが知る情報で、まだネットや情報誌に掲載していないものがほとんど。それをいかに引き出すかが部屋探しの注意点。そのためには不動産会社に何度も足を運び、スタッフと仲良くなること。冗談のような本当の話です。
まとめ
部屋探しの注意点。この5つを理解すれば、いい部屋の情報に巡り会うことができる事でしょう。でもいい部屋に巡り会う、一番の近道は「不動産会社と仲良くなること」。嘘のような本当の話なんです。そのためにも不動産会社には何度も足を運びましょう。絶対に上から目線で接してはいけませんよ。注意しましょう!