賃貸物件を探す方の中には、デザイナーズ物件に憧れを抱いているという方も少なくないでしょう。
しかし、特に知識を持たず、デザイナーズ物件のみに絞って物件探しを行うのは危険です。
ある程度、メリット・デメリットを把握しなければいけません。
今回は、デザイナーズ物件に関するさまざまなことを解説します。
- デザイナーズ物件の定義は?
- 普通の物件と何が違う?
- 住み心地は良い?
- 外観だけでなく内装も凝っている?
- どのような人が住んでいる?
- デザイナーズ物件最大のメリットは?
- コンクリート打ち放しは寒い?
- デザイナーズ物件は結露しやすいって本当?
- 防音性は高い?
- お風呂がガラス張りなのはなぜ?
- 収納がまったくない物件もある?
- デザイナーズ物件は洗濯物を外に干せない?
- 特殊な照明は標準装備?
- メゾネットタイプは使いやすい?
- デザイナーズ物件は家具の配置が難しい?
- カーテンは設置できる?
- 賃料は相場より高い?
- デザイナーズ物件は光熱費が高くなる?
- 退去時の原状回復費は高い?
- デザイナーズ物件の内見でチェックすべきポイントは?
- デザイナーズ物件はコンセントが少ない?
- 郵便受けや宅配ボックスは?
- まとめ
デザイナーズ物件の定義は?
デザイナーズ物件に明確な定義はありませんが、建築家やデザイナーがコンセプトを持って設計した、意匠性の高い物件を指します。
簡単にいうと、オシャレでスタイリッシュな物件ということです。
普通の物件と何が違う?
コンクリート打ち放しや大きな窓、開放的な間取りなど、一般的な賃貸物件にはない独自のデザインが特徴です。
住み心地は良い?
デザイナーズ物件はデザイン優先のため、生活動線や収納が犠牲になっている場合もあり、人によって好みが分かれます。
外観だけでなく内装も凝っている?
デザイナーズ物件は照明器具やキッチンの設備、床材など、内装にもこだわった物件が多いです。
どのような人が住んでいる?
デザイナーズ物件は、クリエイティブ職の方やこだわりの強い単身者、生活感を抑えたいミニマリストに人気です。
デザイナーズ物件最大のメリットは?
デザイナーズ物件における最大のメリットは、唯一無二の空間で暮らせることによる満足感と、友人を呼びたくなるようなステータス性です。
コンクリート打ち放しは寒い?
コンクリートは蓄熱性が高く、断熱材がない場合は外気の影響を直接受けるため、夏は暑く冬は冷えやすい傾向があります。
デザイナーズ物件は結露しやすいって本当?
デザイナーズ物件は、気密性が高くコンクリートの性質上、換気が不十分だと結露やカビが発生しやすいです。
防音性は高い?
コンクリート造であれば一般的物件より高いことが多いですが、間取りによっては音が響きやすい場合もあります。
お風呂がガラス張りなのはなぜ?
デザイナーズ物件の中には、お風呂がガラス張りになっているところもあります。
こちらは空間を広く見せるためです。
ただし開放感はありますが、家族や来客時に困る場合があります。
収納がまったくない物件もある?
デザイナーズ物件には、収納がまったくない物件もあります。
具体的には“見せる収納”を前提としていたり、あえて収納をなくして広さを確保したりしている物件も存在します。
デザイナーズ物件は洗濯物を外に干せない?
デザイナーズ物件の中には、外観を損なわないようバルコニーがなかったり、外干し禁止(浴室乾燥機のみ)になっていたりする物件が多いです。
特殊な照明は標準装備?
デザイナーズ物件に設置されたスポットライト等は備え付けの場合が多いですが、電球交換が特殊なタイプもあるため確認が必要です。
メゾネットタイプは使いやすい?
1フロアが階段で区切られているメゾネットタイプのデザイナーズ物件は、階段が場所を取り、上下の移動が手間になることもありますが、天井が高く開放感は抜群です。
デザイナーズ物件は家具の配置が難しい?
デザイナーズ物件は壁が曲面だったり、窓が大きすぎて家具を置く壁がなかったりすることがあります。
カーテンは設置できる?
窓の形が特殊(円形、超大型など)な場合、既製品のカーテンが使えずオーダーメイドになることがあります。
賃料は相場より高い?
デザイナーズ物件の賃料は、同条件の一般物件と比較して、1〜2割程度高めに設定されるのが一般的です。
また敷金・礼金も2ヶ月分ずつなど、高めに設定されているケースがあります。
デザイナーズ物件は光熱費が高くなる?
天井が高い、窓が大きい、断熱性が低い物件の場合、エアコン効率が悪く電気代が高くなる傾向があります。
退去時の原状回復費は高い?
壁の補修などが特殊な塗装の場合、デザイナーズ物件の原状回復費は一般の物件より高額になる可能性があります。
デザイナーズ物件の内見でチェックすべきポイントは?
デザイナーズ物件の内見では、コンセントの位置や家具を置くスペース、スマホの電波状況や収納量、窓の開閉のしやすさなどをチェックすべきです。
デザイナーズ物件はコンセントが少ない?
デザイナーズ物件は、デザインをスッキリさせるために、目立たない場所に少数しかコンセントがない場合があります。
郵便受けや宅配ボックスは?
古いデザイナーズだと、デザイン優先で使い勝手が悪い郵便受けや宅配ボックスが設置されている場合があります。
具体的には明らかにサイズが小さかったり、特殊な形状であるがゆえに荷物が取り出しにくかったりします。
まとめ
ここまで、デザイナーズ物件に関するさまざまなことを解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
すべてのデザイナーズ物件が住みにくいというわけではありませんが、デザイン重視で機能性が二の次になりやすいことについては事実です。
そのため、冒頭でも触れたように、憧れだけでデザイナーズ物件に入居するのは危険です。
一般的な賃貸物件の中にも、デザイナーズ物件のようなオシャレさを兼ね備えた物件はあります。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

