【新浦安の不動産屋さん】賃貸物件のプロペラ式換気扇におけるメリット・デメリット

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賃貸物件のキッチンには、ニオイや煙などを軽減するための換気扇が設置されています。
こちらは一般的にレンジフードが設置されていることが多いですが、物件によってはプロペラ式の換気扇が備え付けられていることもあります。
今回は、賃貸物件のプロペラ式換気扇におけるメリット・デメリットを中心に解説します。

レンジフードとプロペラ式換気扇は何が違う?

レンジフードは、コンロの上を覆うカバー(フード)と、換気扇(ファン)が一体化している設備です。
カバーが存在するため、外側からはファンの部分が見えないことが多いです。

またプロペラ式換気扇については、カバーが存在せず、文字通りプロペラが見える状態で取り付けられたものです。
主にキッチンの横の壁に設置されていて、比較的築年数の古い賃貸物件などは、こちらのタイプが採用されていることもあります。

賃貸物件のプロペラ式換気扇におけるメリット

賃貸物件に設置されたプロペラ式換気扇には、主に以下のようなメリットがあります。

・換気量が多い
・賃料が安い

各メリットについて詳しく説明します。

換気量が多い

プロペラ式換気扇は、レンジフードと比べると換気量が多いのが特徴です。
こちらは、羽根の回転で空気を効率的に吸い上げることができるからです。

換気量が多いということは、室内の空気と外の空気が入れ替わる量が多いということになります。
また空気が入れ替わりやすいことにより、二酸化炭素や湿気の排出、ニオイの除去といったメリットが生まれます。

さらに室温調整やアレルギー対策などにも効果があります。

賃料が安い

賃貸物件にプロペラ式換気扇が設置されている場合、レンジフードが設置された物件よりも賃料が安いケースが多いです。

前述した通り、プロペラ式換気扇は築年数の古い賃貸物件に設置されていることが多いです。
つまりプロペラ式換気扇は古い設備であり、そのような物件は他の設備も古いタイプのものが設置されているケースが多いということです。

そのため、できる限り賃貸物件の賃料を抑えたいという方は、プロペラ式換気扇が設置された物件も選択肢に入れるべきだと言えます。

賃貸物件のプロペラ式換気扇におけるデメリット

一方で、賃貸物件のプロペラ式換気扇には以下のようなデメリットもあります。

・外気の影響を受けやすい
・騒音が出やすい
・デザイン性が気になる
・設置場所が限られる

各デメリットについて詳しく説明します。

外気の影響を受けやすい

プロペラ式換気扇には、換気量が多いというメリットがある反面、レンジフードよりも外気の影響を受けやすいです。

具体的には外の風の影響を受けやすく、特に強風のときには排気力が弱まることがあります。

もしプロペラ式換気扇を稼働させてもイマイチ機能しないのであれば、窓を開けるなどして対応しなければいけません。

騒音が出やすい

レンジフードと比較すると、プロペラ式換気扇の方が騒音のリスクが高いです。

レンジフードにもファンは設置されていますが、こちらは比較的稼働音が小さいです。
なぜなら、カバーの部分でファンが隠れているからです。

一方、プロペラ式換気扇はプロペラが剥き出しの状態であり、室内ではプロペラの稼働音がダイレクトに聞こえることになります。

そのため、物件の構造によっては、夜中などに稼働させると近所迷惑になるおそれがあります。

デザイン性が気になる

デザイン性が気になるという点も、賃貸物件のプロペラ式換気扇におけるデメリットだと言えます。

プロペラ式換気扇は、見た目で明らかに換気扇だということがわかるデザインです。
そのため、お世辞にもデザインが高いとは言えません。

一方、レンジフードに設置されるファンの多くは、シロッコファンと呼ばれるものです。
シロッコファンは、筒状の本体の中に多数の細長い羽根が取り付けられているもので、中にはスタイリッシュなデザインのものもあります。

また何度も言うように、レンジフードにはカバーが付いているため、ファン部分が外側からは見えません。
そのため、カバーのデザインや色合いがオシャレであれば、キッチン全体がオシャレな空間になります。

設置場所が限られる

賃貸物件のプロペラ式換気扇は、設置場所が限られています。
具体的には、外壁に面した場所にしか設置できないため、必ずしも希望の位置に備え付けられているとは限りません。

一方、レンジフードは一般的なブーツタイプの他、天井に設置されるフラットタイプもあります。
フラットタイプが設置されている賃貸物件は、システムキッチンの設備も新しいものが揃っている可能性が高いです。

まとめ

賃貸物件を選ぶとき、キッチンやお風呂、トイレなどの設備が使いやすいかどうかをチェックする方は多いでしょう。
もしキッチンをチェックするのであれば、コンロや蛇口だけでなく、換気扇の部分も確認しましょう。
レンジフードが設置された賃貸物件なのか、プロペラ式換気扇が設置されているのかについては、今後の生活を左右するほどの非常に大きな違いです。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

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