引っ越しをすると決まってからは、毎日のように何かしらの準備を行う必要があります。
そのため、ハッキリ言ってゆっくりしている時間はありません。
また引っ越し時の大変な準備の一つに荷造りが挙げられますが、こちらは計画通り進めていくべきです。
今回は、引っ越しに伴う荷造りの主なポイントを解説します。
引っ越しに伴う荷造りのポイント3選
引っ越しに伴い荷造りを行う場合は、大きく以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・リストを作成する
・荷造り道具を用意する
・要領良く荷造りをする
各項目について詳しく説明します。
リストを作成する
引っ越しの荷造りをする際は、まず荷造りリストを作成するところから始めましょう。
こちらのリストには、荷造りに関するあらゆる情報を記載します。
まず、いつ荷造りを開始するのか、スケジュールを見ながら決定します。
「引っ越し当日までに終われば良い」と考えている場合、間に合わなくなるケースは意外と多いです。
また荷造りするのがどの部屋にある荷物なのか、どの場所にある荷物なのかもメモするのが望ましいです。
例えば、キッチンの収納スペースにある荷物を荷造りする場合、“キッチン(収納スペース)”という風にリストに記載します。
そして荷造りを行うとき、これらの荷物をダンボールに入れ終えた後、ダンボールにも同じように“キッチン(収納スペース)”と記載します。
こうすることで、新居に引っ越した後の荷解きが楽になります。
逆にどのダンボールに何が入っているのかわからない状態の場合、荷解きは時間がかかります。
もちろん、新居に運び入れる時点でダンボールに部屋名と場所が書いてあれば、最初から引っ越し業者に対応する部屋へ荷物を運んでもらうことができます。
特に重い荷物の場合、このように対応してもらえると非常に便利です。
荷造り道具を用意する
引っ越しの荷造りリストを作成した後は、いよいよ荷造りを開始します。
しかし、荷造りには荷造り用の道具がいくつか必要になるため、まずはこれらを準備します。
具体的には、以下のものを用意すると便利です。
・ハサミ
・カッター
・マジック
・サインペン
・セロテープ
・輪ゴム
・雑巾
・工具類 など
ハサミとカッターについては、どちらか1つだけでも構いません。
マジックやサインペンに関しては、ダンボールに記載した文字がしっかり見える濃さ、太さのものを選ぶべきです。
また以下の荷造り道具については、引っ越し業者に依頼することで用意してもらえる可能性があります。
・ダンボール
・ハンガーボックス
・食器用梱包紙
・布団袋
・ガムテープ
・ビニール紐
・エアキャップ など
ハンガーボックスは、衣類をハンガーにかけたままの状態で収納・運搬できる箱です。
引っ越し時の荷造りにおいて、わざわざ衣類を畳んでダンボールに詰める必要がないため、非常に便利です。
エアキャップは、ポリエチレンシートの間に気泡を並べた緩衝材で、一般的にはプチプチと呼ばれることもあります。
もちろん、すべての引っ越し業者が上記の荷造り道具を用意してくれるとは限りません。
そのため、不足しているものがあればなるべく早く用意しておきましょう。
特に大事なのは、やはり荷物を詰めるために必要不可欠なダンボールです。
大きめのダンボールについては、スーパーマーケットやコンビニなどに依頼すれば無料でもらえることがあります。
ちなみに、引っ越し業者からダンボールをもらえないということはまずありませんが、別途費用がかかるケースは多いです。
要領良く荷造りをする
引っ越し時の荷造りは、すべての準備が整い次第、要領良くスムーズに進めていきましょう。
まず食器類については、緩衝材で1つずつ包むことが望ましいです。
揃いの皿は4～5皿程度を重ねてひとまとめにし、皿は縦に、コップは口を下にして並べると1つのダンボールに多くの食器が入ります。
布団に関しては、布団袋を使用する場合、軽い順に畳んで重ねていきます。
その後上から布団袋をかぶせ、上下をひっくり返して紐を結べば完成です。
軽い順から重ねていくのは、最後にひっくり返すという工程があるからです。
ちなみに、引っ越しの荷造りにおける荷物として厄介なものには、本が挙げられます。
本は重さがあるため、大きめのダンボールに詰めると1つでも非常に重くなります。
そのため、みかん箱くらいの小さめのダンボールに詰めることをおすすめします。
また紐で結って本を固定し、そのままの状態で運ぶ方もいますが、こちらはおすすめできません。
運搬時の揺れなどによって結っていた紐が外れてしまい、トラックの中で本が散乱してしまう可能性があります。
まとめ
引っ越し業者にすべてを依頼しない限り、荷造りは避けられない作業です。
また荷造りは1人分でも時間がかかりますが、ファミリー世帯など荷物が多いケースではさらに時間を要します。
そのため、無計画で進めてはいけません。
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