4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法について

不動産豆知識

これから1人暮らしをする方の中には、4畳半のワンルーム物件に入居するという方もいるでしょう。
しかし、4畳半は1人でも狭く感じる間取りであり、一般的なシングルベッドを置くだけでも、その半分は埋まってしまうほどです。
今回は、そんな4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法をお教えします。

収納付き家具を設置する

4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法としては、まず“収納付き家具を設置する”という方法が挙げられます。
例えば、下部に引き出しが付いているベッドや、座面の下が収納になっているソファーなどを設置し、それを活用すれば部屋はスッキリするでしょう。
また、天井が高めの物件であれば、ロフトベッドを設置することも考えましょう。
ロフトベッドは、下部のスペースを確保しながら、上部に就寝スペースを設けられる優れものです。
つまり、一切4畳半のスペースを使わず、新たに就寝スペースを設けられるということです。

背の低い家具を設置する

4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法には、“背の低い家具を設置する”という方法も挙げられます。
背の高い家具は、どうしても圧迫感が出てしまうため、ただでさえ狭い部屋が余計狭く感じてしまいます。
一方、すべての家具を低めのものに統一すれば、壁の見える部分が増えるため、比較的部屋が広く感じます。
また、できれば食事スペースにはイスとテーブルではなく、座椅子とローテーブルを設置しましょう。
座ったときに天井が高い位置にある方が、やはり広さは感じやすくなります。

未使用時は収納できる家具を設置する

4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法としては、“未使用時は収納できる家具を設置する”という方法も挙げられます。
例えば、一般的なベッドやローテーブルを設置する場合は、必ず折り畳めるものを設置しましょう。
就寝時にテーブルを片付け、日中はベッドを片付けるだけでも、かなりのスペースを確保できます。
また、ソファーに関しては、簡単に折り畳めるソファーベッドの設置をおすすめします。
これなら簡単に収納できる上に、生活スペースとしても就寝スペースとしても使用できます。

部屋全体を淡い色で統一する

4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法には、”部屋全体を淡い色で統一する“という方法も挙げられます。
一般的に、黒っぽい服を着ると痩せて見えると言われていますが、これはものを小さく見せる視覚効果があることが理由です。
また、部屋もこれと同じで、ダークな色合いにすると、部屋が狭く感じてしまいます。
したがって、家具やカーテン、カーペットなどの色は、できるだけ白やグレーなどの淡い色にしましょう。
“膨張色”と呼ばれるこれらの色を使うと、部屋全体が広く感じやすくなります。
ちなみに、明るい色をたくさん使ったり、複数の色を入れすぎたりすると、雑然として部屋が狭く感じてしまうため、注意が必要です。

まとめ

ここまで、4畳半のワンルーム物件を広く感じさせる方法を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
予算的に4畳半の物件にしか住めないという方でも、工夫すれば開放感のある部屋で生活できます。
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