賃貸物件への引っ越し時には、あらゆるトラブルが発生する可能性があります。
ただ、事前にどんなトラブルがあるのかを知り、その上で対策を取っていれば、大事になる可能性は低いです。
今回は、トラブルの例をいくつか紹介し、それを防ぐため、解決するための対策を併せて解説したいと思います。
荷物の破損
賃貸物件への引っ越しで起こり得るトラブルとしては、まず“荷物の破損”が挙げられます。
例えば、ダンボールに入れていたものの一部が割れていたり、精密機械が動かなくなったりするケースです。
引っ越し業者は、基本的に荷物が入ったダンボールを丁寧に扱ってくれますが、梱包が不十分である場合は、それでも破損する可能性があるため、きちんと緩衝材等は入れておきましょう。
また、引っ越し業者に荷造りをしてもらったにも関わらず、荷物が破損した場合は、担当スタッフや業者の相談度口等にすぐ問い合わせ、対応を促します。
部屋の傷や凹み
賃貸物件への引っ越しで起こり得るトラブルには、“部屋の傷や凹み”も挙げられます。
これは、引っ越し業者が大きな荷物を運び入れる際に、壁に当たって傷ができてしまったり、床に落としたもしくは乱雑に置いたせいで、凹んでしまったりするケースです。
部屋に傷や凹みができると、退去費用が高くなってしまう可能性があるため、傷や凹みを見つけたらすぐ写真に収め、引っ越し業者に連絡しましょう。
また、目の前で壁に当てられたり、床を凹まされたりした場合は、その場で上層部等に連絡してもらい、補填があるのかどうかを確認してください。
荷物の紛失
賃貸物件への引っ越しで起こり得るトラブルには、”荷物の紛失“も挙げられます。
これは、搬出時には10個あったダンボールが、新居に9個しか届かなかったといったケースです。
この場合は、まず引っ越し業者に連絡し、すぐに荷物を捜索してもらいましょう。
また、もし荷物が見つからなかった場合は、賠償してもらう必要があります。
このルールに関しては、引っ越し業者と消費者間のトラブルを未然に防ぐことを目的として作られた“標準引越運送約款”で定められています。
業者の到着遅れ
1~3月など、引っ越し業者が忙しくなるシーズンは、”業者の到着遅れ“が発生しやすいです。
ただ、いくら忙しいとはいえ、連絡もなく遅れた場合には、何かしらの対応を求めるようにしましょう。
具体的には、実際現場に訪れたスタッフになぜ遅れたのか、なぜ連絡がないのかを聞き出し、その後業者の窓口に連絡して、無駄に拘束された分の費用を割り引いてほしいと交渉すべきです。
ちなみに、引っ越し当日にいつまで経っても業者が現れず、連絡もつかないという場合は、本社に連絡してキャンセルし、損害賠償を請求しましょう。
どんな理由であれ、当日現れないというのは明らかな契約違反のため、この場合のキャンセルに料金はかかりません。
まとめ
ここまで、賃貸物件への引っ越しで起こり得るトラブルの例と、その対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
もし、上記以外の解決が難しいトラブルに巻き込まれた場合は、国民生活センターなどに相談しましょう。
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