賃貸物件で火災発生!避難しやすい部屋の特徴とは?

押さえておきたい防災情報

賃貸物件での生活において意識したいことの1つに、“火災”が挙げられます。
複数の住戸が集まる賃貸物件では、自身が気を付けていても他の部屋で火災が発生する可能性があり、常に避難のことを考えておかなければいけません。
では、賃貸物件で火災が発生したとき、避難しやすい部屋とは一体どんな部屋なのでしょうか?

共有階段が近い部屋は避難しやすい

低層であっても高層であっても、賃貸物件には共有階段が存在します。
また、共有階段が近ければ近いほど、火災発生時には避難しやすくなります。
基本的に、火災時にエレベーターは使用しませんからね。
もし、火災が起こっているにも関わらずエレベーターに乗ってしまうと、燃えている階に止まって扉が開いてしまったり、火災に伴う停電によって、カゴ内に閉じ込められたりするおそれがあります。
したがって、賃貸物件において、火災時に避難しやすい部屋を選ぶなら、まずは共有階段が近いかどうかをチェックしましょう。

2方向に避難できる部屋もおすすめ

賃貸物件には、左右いずれかの部屋が存在しない角部屋と、2つの部屋に挟まれている中部屋があります。
共有階段は、角部屋に近いケースが多いですが、たとえ中部屋であったとしても、2方向に避難できるのであれば、その部屋は火災発生時に有利になります。
具体的には、左に避難すれば1つ目の共有階段、右に避難すれば2つ目の共有階段がある部屋です。
なぜこのような部屋が避難しやすいのかというと、1つ目の共有階段に近い角部屋で火災が発生しても、もう1つの共有階段から避難できるからです。
火災時にも比較的安全な部屋に住みたいという方は、この点も意識して部屋選びをしましょう。

他の部屋を必ず通過しなければいけない部屋は危ない

逆に、賃貸物件における火災発生時に避難しにくい部屋としては、“他の部屋を必ず通過しなければいけない部屋”が挙げられます。
具体的に言うと、逃げる方向が1つしかなく、なおかつ他の部屋の前を通らなければ、共有階段にたどり着けない部屋です。
この場合、共有階段のすぐ隣にある部屋で火災が発生していると、避難経路を失ってしまいます。
では、このような部屋に住む場合は、どのように避難経路を確保すれば良いのでしょうか?

火災発生時、避難経路が塞がれた場合はどうする?

避難経路がなくなってしまった場合、賃貸物件ではベランダからの避難を考えます。
賃貸物件のベランダには、火災発生時に避難できるように、すぐ壊せる隣家との仕切り板があります。
もし、共有階段までたどり着けない場合は、この板を破壊し、なるべく火災の発生元から離れるようにしましょう。
また、ベランダの中には、地上に降りるためのはしごが設置されているところもあります。
あまりにも火災の規模が大きい場合は、そのはしごがある部屋までたどり着き、迅速に賃貸物件の外に出ることを考えましょう。

まとめ

賃貸物件で火災が発生すると、おそらくほとんどの方がパニックになると思われます。
ただ、火災発生時に逃げやすい部屋を選んだり、普段から避難経路をチェックしておいたりすれば、逃げ遅れるリスクはかなり減らせます。
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