賃貸物件から駅までの所要時間に関する5つのカラクリ

不動産豆知識

賃貸物件情報には、必ず駅までの所要時間が記載されています。
ただ、これはあくまで目安であり、実際にはこれより数分ほど時間がかかることが多いです。
例えば、“徒歩5分”と記載されている物件でも、実際は7~8分かかるというケースは少なくありません。
今回は、このカラクリについて解説したいと思います。

賃貸物件から駅までの所要時間が長くなる5つの理由

賃貸物件情報に記載された駅までの所要時間より、実際歩いた時間が長くなる理由は、以下の5つです。

・男性の平均歩行速度で計算されているから
・駅の一番近い出口から計算されているから
・信号等は考慮されていないから
・時間帯による状況の違いが考慮されていないから
・天候や靴のタイプが考慮されていないから

男性の平均歩行速度で計算されているから

賃貸物件から駅までの所要時間が、掲載情報より長くなりやすい理由としては、まず“男性の平均歩行速度で計算されているから”ということが挙げられます。
男性の平均歩行速度が1.19~1.59メートル毎秒であるのに対し、女性は1.12~1.54メートル毎秒と、わずかながら歩行速度が遅いです。
よって、駅までの所要時間が長ければ長いほど、女性は「思ったより遠い」と感じやすくなります。

駅の一番近い出口から計算されているから

賃貸物件から駅までの所要時間が、掲載情報より長くなりやすい理由には、“駅から一番近い出口が計算されているから”ということも挙げられます。
例えば、物件の最寄り駅がターミナル駅や地下鉄の駅だった場合は、出口が複数あることが予想されますが、もっとも物件に近い出口から外に出なかった場合、掲載情報よりも2~3分ほど所要時間が長くなることがあります。

信号等は考慮されていないから

賃貸物件から駅までの所要時間が、掲載情報よりも長くなりやすい理由としては、“信号等は考慮されていないから”ということが挙げられます。
賃貸物件と駅の間には、信号や坂道、踏切などがあるケースも考えられますが、それらに引っ掛かったり、坂道で減速したりすることに関しては、掲載情報には反映されていません。

時間帯による状況の違いが考慮されていないから

時間帯によっては、帰宅ラッシュなどと重なり、賃貸物件の最寄り駅が人で溢れる可能性があります。
また、駅前が活気のある商店街などになっている場合、いつも通りの速度では歩けない可能性もあります。
これらの時間帯による状況の違いが考慮されていないことも、実際の所要時間が長くなるカラクリの1つです。

天候や靴のタイプが考慮されていないから

ハイヒールやパンプス、サンダルなど、早く歩くのに適していない履物を履いている場合、賃貸物件から駅までの所要時間は長くなる可能性があります。
また、雨や風、雪といった悪天候の日には、いつもより歩くのが遅くなる可能性が高いですが、これらの要素は賃貸物件情報には反映されていません。

まとめ

ここまで、賃貸物件情報に記載された駅までの所要時間が長くなる理由を見てきましたが、いかがでしたか?
より正確な所要時間を知りたいという方は、内見時に実際歩いて確認することをおすすめします。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

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