賃貸物件のリビングに設置されている窓の種類と特徴について

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賃貸物件のリビングをチェックする際は、当然間取りや広さ、利便性などを確認しますが、設置されている窓も重要なチェックポイントの1つです。
毎日開閉するリビングの窓は、その物件を象徴する建具と言っても過言ではありません。
ここからは、賃貸物件のリビングに設置されている窓の種類と、各窓の特徴を解説します。

賃貸物件のリビングに設置されている窓の種類&特徴9選

賃貸物件のリビングには、主に以下のような窓が設置されています。

・出窓
・掃き出し窓
・腰高窓
・引き違い窓
・外開き、内開き窓
・両開き窓
・折り畳み窓
・FIX窓
・スリット窓

出窓

建物の壁より外に張り出した窓のことを出窓といいます。
また、出窓にもいくつかの種類があり、張り出し部分が台形になっているものはベイウインドウ、弓形のものはボウウインドウと呼ばれています。
通常は、3~5面程度の同じサイズの窓を組み合わせるケースが多いですが、両サイドはFIX窓、前面のみ引き違い窓といった組み合わせのものも存在します。
また、近年はアルミ製+木製の複数サッシ、複層ガラスを採用し、高気密性・高断熱性を実現しているものも多く登場しています。

掃き出し窓

賃貸物件のリビングからバルコニーにつながる、大きな引き戸式の窓を掃き出し窓といいます。
元々、ほうきで掃除をしていた時代に、家の中のゴミを外に掃き出す役割を持っていたことから、この名前が付きました。
賃貸物件のリビングに掃き出し窓があれば、簡単に窓の出入りができますし、外側に網戸を付けられるため、開けっ放しにして風を採り入れることも可能です。
さらに、開口部が広いため、採光性も良く、外の景色が良ければ開放感を味わうこともできます。

腰高窓

床と天井の中ほどの高さにある窓を腰高窓といいます。
掃き出し窓が床に接しているのに対し、腰高窓は壁の中央部分からの窓というところに違いがあります。
また、腰高窓はベランダに繋がっているわけではないため、掃き出し窓よりも比較的侵入者は入りにくいと言えます。
もちろん、腰高窓の場合、壁の高さの中程度くらいまでなら、家具や家電を置くこともできます。

引き違い窓

左右にスライドする方式の窓を引き違い窓といいます。
具体的には、レール上を水平移動させて開閉するタイプで、窓の下部分が床まで伸びていないものを指します。
賃貸物件では、リビングだけに限らず、室内のさまざまな場所で使われている窓であり、価格が非常に安いという特徴があります。
また、種類も非常に豊富です。

外開き・内開き窓

外側に押して開く窓を外開き窓、内側に引いて開く窓を内開き窓といいます。
両方とも、引き違い窓に比べると高い気密性、防犯性を持っていて、近年は引き違い窓を撤去し、外開き窓もしくは内開き窓を設置する賃貸物件も増えています。
ただし、開閉する際は、手前、もしくは奥のスペースがある程度必要です。

両開き窓

窓枠の左右を軸として開閉する開き窓で、窓が2枚のものを両開き窓といいます。
建具や窓サッシの素材としては、欧米では無垢材が主流ですが、日本ではアルミやスチール、樹脂、さらにアルミ+無垢材、スチール+無垢材、樹脂+無垢材などの複合素材が用いられるケースが多いです。
また、窓ガラスの破損や飛散防止のために、ストッパーが付いたタイプも多くあります。
大きな開口部が得られるため、風通しや採光も抜群です。

折り畳み窓

複数枚の窓を折り畳んで開閉するタイプの窓を折り畳み窓といいます。
開口部が大きいため、開放感を得られますし、ガラス面が大きいためデザイン性も非常に高いです。
決して賃貸物件のリビングで多く採用されるタイプの窓ではありませんが、こちらが設置されているだけで、個性と利便性を同時に得ることができます。

FIX窓

窓枠とサッシが固定されている窓のことをFIX窓、もしくははめ殺し窓といいます。
簡単にいうと、開閉できない窓です。
開閉ができないため、当然換気目的では使用できませんが、気密性が高く、なおかつガラスの面は大きくなります。
また、子どもが勝手に開けて外に出たり、他の窓のように落下したりする心配はありません。
そのため、幼い子どもがいる世帯は、賃貸物件のリビングに設置されているかどうかチェックすべきだと言えます。

スリット窓

細長い窓ガラスを使用した窓をスリット窓といいます。
一般的には、一定の間隔で複数個設置されることが多いです。
賃貸物件では、玄関扉の横、階段や廊下等に、採光用や換気目的で取り付けられていることが多いですが、リビングに設置されることもあります。
縦長の窓ガラスは、天井を高く見せる効果があり、外から家の中が見えづらいため、プライバシーも保護されやすいです。
また、横スリットであれば、取り付け位置によっては採光性や換気効率を上げることができます。

まとめ

ここまで、賃貸物件のリビングに設置する窓の種類と特徴を解説してきましたが、いかがでしでしょうか?
一口にリビングの窓といっても、その役割や機能性、サイズ感はさまざまであり、物件選びの際にはよくチェックしなければいけません。
千葉県の浦安・新浦安で賃貸物件をお探しの方、不動産管理の依頼をご検討の方は、是非、清田屋不動産へご連絡下さい!
心よりお待ちしております。

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