賃貸物件での生活中、ある日突然電気がつかなくなるというケースがあります。
この場合、状況によって対処法が変わってくるため、あらゆるパターンを知っておいて損はありません。
今回は、ケース別の対処法について詳しく解説しますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
建物全体の電気がつかない場合
まずは、自身が住む賃貸物件の部屋だけでなく、建物全体の電気がつかない場合の対処法です。
自然災害等が原因で、その一帯がすべて停電している場合、復旧するまで待つしかありませんが、周辺を見渡した結果、自身のいる建物のみが停電している場合、引き込み線や配電のトラブルが発生している可能性があります。
また、この場合は、とりあえず管理人または物件のオーナーに連絡しましょう。
建物の配線などに関しては、専門的知識を持つ有資格者の方しか扱えないため、そのような方に来てもらい、状況をチェックしてもらうしかありません。
自身の部屋の電気がすべてつかない場合
賃貸物件において、自身が住む部屋の電気がすべて点かない場合は、玄関付近にあることの多い“分電盤”を確認しましょう。
そこには、いくつかのスイッチがついていますが、一番目立つメインのブレーカーが“切”になっている場合、それが部屋の電気が点かない原因です。
また、メインのブレーカーが落ちていることを確認したら、すぐに“入”に切り換えず、まずは電気が消える前に使っていた電気器具の電源をOFFにし、その後にブレーカーを戻してください。
特定の部屋のみの電気がつかない場合
自身の住む部屋の中で、特定の部屋のみ電気がつかないという場合も、まずは分電盤をチェックしましょう。
このときチェックするのは、メインのブレーカーではなく、その横にある小さなスイッチです。
その中に、1つだけ“切”になっているものがある場合は、まず電気が消えている部屋の電気器具をOFFにし、小さなスイッチを“入”に戻せば改善される可能性が高いです。
ブレーカーを戻してもすぐに電気が消える場合
賃貸物件の電気がつかないという問題は、基本的に前述した方法で解決できます。
しかし、場合によっては、ブレーカーを戻してもすぐにまた電気が消えることがあります。
この場合は、使用可能なアンペア数を超えてしまっている可能性が高いです。
具体的には、“バチッ”という音とともにブレーカーが落ちるため、一度使用している電気器具の電源をすべて切りましょう。
そして、分電盤のハンドルもしくはブレーカーをチェックします。
なぜなら、ここにはアンペア数に応じた色が振り分けられている場合があるからです。
また、アンペア数は電気代の基本料金にかかわるため、電力会社から届く検針票、請求表にも必ず記載されています。
ちなみに、使用する電気器具のアンペア数を計算すれば、どれを合わせて使用したときにブレーカーが落ちるのかもわかります。
まとめ
ここまで、賃貸物件の電気がつかない場合に対処法をケース別に見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
電気が急に消えてもパニックにならないよう、前もって対処法や分電盤の場所は把握しておきましょう。
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