賃貸物件探しでは、良い部屋を見つけたにも関わらず、申し込んだときにはすでに違う入居者希望者が申し込みを済ませているということがあります。
ただ、後から申し込んだからといって、もうその物件には入居できないのかというと、決してそうではありません。
ここからは、2番手でも入居できるケースを見ていきましょう。
①先客が審査に通らなかった
たとえ2番手として申し込んだ場合でも、先客が審査に通らなかった場合は入居できる可能性があります。
ただ、当然自身が審査に通過することは大前提です。
また、先客が審査に通りそうかどうかについて、事前に把握するのは難しいため、待っている間は別の物件を探しておくことをおすすめします。
②先客が申し込みを取り消した
先客が物件の申し込みを取り消した場合、後から申し込みをした方でも入居できる可能性があります。
賃貸物件への申し込みは、“契約”ではありません。
あくまで「入居したい」という意思を示すためのものであり、基本的にはキャンセル料などの負担なく取り消すことができます。
よって、先に申し込みをした方が、他にもっと魅力的な物件を見つけた場合などは、2番手でも十分入居のチャンスがあります。
③先客の書類不備が解消されない
先客が物件の入居申し込みをした場合でも、書類に不備があれば、審査は開始されません。
また、不動産会社が不備解消を促しているにも関わらず、先客がなかなかそれに応じない場合、後から申し込んだ方が優先的に審査を受けられることがあります。
また、このとき一度入れ替わった優先順位は、基本的には元には戻りません。
つまり、後から申し込んだ方の審査中、先客が書類の不備を解消したとしても、後から申し込んだ方が審査に通過すれば、そちらに契約できる権利が発生するということです。
④同時に審査が行われる
賃貸物件の中には、「〇月〇日までに申し込んだ方の入居審査を同時に行う」という形式を採用しているところもあります。
この場合、たとえ申し込み時点で先客がいたとしても、そちらが優先されるということはありません。
複数の入居希望者の中から、賃貸物件のオーナーに選ばれた方のみが入居できます。
ちなみに、どの物件がこの形式を採用しているのかについては、不動産会社に質問すれば教えてもらえます。
申し込みが遅れてしまう人の特徴
物件への申し込みが遅れても、場合によっては入居することが可能ですが、遅れないに越したことはありません。
また、以下の特徴がある方は、申し込みが遅れがちになるため、注意しましょう。
・たくさんの候補物件をピックアップしてから申し込む人
・すべての条件を満たしている物件にしか申し込みをしない人
先ほども言ったように、賃貸物件への申し込みは基本的に金銭の負担なく取り消せます。
よって、気になる物件は早めに申し込むという癖をつけておきましょう。
まとめ
ここまで、賃貸物件に後から申し込んでも入居できるケースについて解説してきました。
急いで申し込みをすべきとまでは言いませんが、完璧を求めすぎると他の入居者に先を越され、物件探しが長引いてしまうため、注意しなければいけません。
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