賃貸物件の内見は、1回だけ行けば良いと思っている方はいませんか?
もちろん、1回だけの内見で物件を決めるのも悪くはありませんが、より細かくチェックした上で入居したいのであれば、昼・晩に計2回内見することをおすすめします。
ここからは、昼・晩の内見でチェックしたいポイントをそれぞれ解説したいと思います。
昼の内見におけるポイントについて
不動産会社が開店し、正午を迎える間くらいの比較的早い時間帯は、なるべく“日当たりの良さ”をチェックするようにしましょう。
採光に優れている物件であれば、これくらいの時間にもっとも日光が射し込みます。
逆に、この時間帯でもそれほど明るくない部屋は、あまり日当たりは良くないと判断できます。
また、昼の内見におけるチェックポイントとしては、“共用部分”も挙げられます。
例えば、エントランスが廊下、駐輪場やゴミステーションといったスペースです。
なぜ昼に共用部分をチェックすべきなのかというと、この時間帯は平日・休日ともに人が外出しているケースが多く、じっくりと上記のスペースをチェックしやすいからです。
夜の内見におけるポイントについて
一方、夜の内見では、まず部屋の“防音性”についてチェックするのがポイントです。
これは、夜になると多くの住民が帰宅していて、生活音が聞こえやすくなることが理由です。
また、昼間一度した場合でも、“駐輪場”は夜に再度確認することをおすすめします。
昼の場合、多くの住人は出払っているため、自転車も駐輪場から持ち出されているケースが多いです。
ただ、夜にはそれらの自転車の多くが返ってきているため、綺麗に停められているかのチェックができます。
もっと言えば、夜の時間帯は“周辺環境”もチェックしやすくなります。
例えば、入居先候補の物件から最寄り駅までルートは、必ず確認しておきましょう。
こうすることで、帰宅ラッシュのときにどれだけ人通りが多い道を通ることになるのかがわかります。
可能であれば曜日も変えて内見すべき
賃貸物件における内見のポイントとして、昼・夜の計2回内見すべきだという話をしました。
ただ、さらに細かくチェックをしたいという方は、平日の昼・夜、休日の昼・夜の計4回内見することをおすすめします。
平日と休日では、人が出入りする数も時間帯も異なるため、これらの違いを知っておくことは重要です。
また、例えば平日は比較的静かな住宅街であっても、休日は多くの子どもが遊ぶ声が聞こえ、あまり落ち着かない可能性もあります。
もっと言えば、休日は空いていた前面道路が、平日は通勤する車で混雑するということも考えられます。
せっかく内見をしたにも関わらず、入居後に想定外のことが発生すると、非常にガッカリしますよね。
上記のような、曜日による環境の違いに悩まされたくないという方は、少し面倒ですが時間を確保し、入念な内見を行いましょう。
まとめ
ここまで、昼・晩の内見でチェックしたいポイントを中心に解説してきました。
冒頭で触れたように、必ずしも複数回内見に行かなければいけないわけではありませんが、「絶対に失敗したくない!」という方は、納得いくまで内見に足を運びましょう。
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