賃貸物件の中には、地下に部屋が設けられている物件もあります。
1階の住戸と地下の部屋がセットで貸し出されている場合が多いですが、部屋の半分程度が地下にある“半地下物件”というものもあり、その場合はその部屋のみが貸し出されます。
では賃貸物件で地下にある物件を選ぶ際には、一体どんな利点があるのでしょうか?
賃貸物件で地下にある物件を選ぶ利点について
地下にある物件は、地上にある物件よりも賃料が安い場合が多いです。
したがって同じエリアで地上にある賃貸物件に住むのが難しくても、地下にある物件であれば予算内で入居できるかもしれません。
また賃貸物件で地下にある物件を選べば、外から部屋の中が見えにくくなるため、セキュリティ性が保たれます。
高いセキュリティ性を有していながら、階段を上がるだけですぐ部屋の外に出られるため、利便性も抜群です。
そして地下にある物件には、部屋の温暖差が少ない、上層階と比べて地震に強いという利点もあります。
賃貸物件で地下にある物件を選ぶ際の欠点
地下にある物件には温暖差が少ない反面、湿度が高くなりやすいという欠点があります。
また台風や大雨が原因の浸水被害に遭う可能性は、地上の物件より地下の物件の方が高いです。
また1番の欠点は、ほとんど陽が当たらないということです。
物件の構造によって多少陽が当たる場合もありますが、地上の物件よりは確実に陽が当たりにくいでしょう。
賃貸物件で地下にある物件を選ぶべき人とは?
賃貸物件で地下にある物件を選ぶべき人は、日中に外出していることが多い人です。
平日・休日問わず外出している方が多い人は、部屋の陽当たりが悪くてもそれほど気にならないことが予想されます。
逆に在宅勤務をされている人や高齢者は、部屋にいることが多いため、地下にある物件はあまり向いていないと言えるでしょう。
また1人暮らしをする女性の中で、あまり上層階に住みたくないという人にも、地下にある物件はおすすめです。
1人暮らしの女性が賃貸物件を選ぶにあたって、セキュリティ性の高さはとても重要なポイントです。
地下の物件であれば、使い勝手の良さとセキュリティ性の高さを兼ね備えた生活を実現させられます。
まとめ
賃貸物件で地下にある物件を選ぶ際の利点、欠点、向いている人について解説しました。
自身にとって、地下にある物件が利点のある物件だと感じる方は、賃貸物件を探す際にぜひ候補に入れてください。
また今回は解説しきれませんでしたが、地下にある物件には音が入りにくく漏れにくいという利点もあるため、静かな環境で暮らしたい人、楽器や歌の練習をしたい人などにもおすすめです。