マンション管理って意外と大変?甘く考えてはいけない設備管理とは

あんしん賃貸経営

マンション管理は入居者管理、不動産との交渉といった面だけではありません。マンション管理を考えた時に、最も大切になってくるのが設備管理です。特に安全性を売りにするようなマンションでは設備管理に重きを置かなければいけませんよね。マンション管理における設備管理では、いったいどのような仕事が行なわれているのでしょうか。

マンション管理で行われる設備管理①建築法

マンション管理では、やはりマンション自体の管理が設備面で大切になってきます。国土交通省が作成した「マンション標準管理規約」によると、建物・設備管理業務もマンション管理に含まれています。マンション管理における設備管理は、「建築法」という法律でも定められている設備管理義務です。特に日本は地震大国ですから、耐震面の設備管理が重要になってきます。毎日使っているエレベーターの点検も定期的に行わなければいけませんよね。
マンション管理業務では、マンション自体を維持するためにも日々点検、安全確認を行っていかなければいけないのです。

マンション管理で行われる設備管理②水道法・消防法

水道、消防面の設備管理もマンション管理業務に位置付けられています。どちらも水道法、消防法で義務付けられている重要な設備管理です。水道の設備管理では、水槽の清掃、水道管の点検、水漏れ、排水管清掃など多くの業務が定められています。水は大切なライフラインですので、点検して維持しておかなければいけません。また、消防の設備管理では火災報知機や消化器の設置、避難設備を設置しなければいけません。
マンション管理とひとくくりにしていますが、管理人が行なわなければいけない設備管理は多種多様なのです。それぞれ点検や設置の専門業者にお願いして、正式に安全性を認定される必要があります。それだけ人が生活するマンション管理を行うということは重要な業務なのです。

まとめ

マンション管理における設備管理の重要性、大変さが分かっていただけたのではないでしょうか。今回紹介した設備管理はほんの一部です。すべて外部の専門業者に委託して設備管理をしていくことになりますので、困ったときにすぐ連絡できる業者を確保しておくことは大切です。マンション管理を怠ると住民が安心して暮らすことができなくなるだけではなく、様々なトラブルの原因にもなってしまいます。管理人であるということを理解して、設備管理業務を怠らないようにしましょう。

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