皆さんは、浦安市と聞くと何が思い浮かびますか?
きっとほとんどの人は、東京ディズニーリゾートを思い浮かべたと思います。
そうですよね。
浦安といえば夢の国ですよね。
ですが、実は浦安市には順天堂大学医学部附属病院があるのです。
地域を支える基幹病院となっています。
なぜ浦安市に順天堂大学の附属病院があるのか、不思議に思いませんか?
そこで今回は、この疑問に答えられるかどうかは別として、順天堂大学医学部附属浦安病院や順天堂大学の歴史、そして浦安市の歴史について紹介していきたいと思います。
順天堂大学医学部附属浦安病院とは
順天堂大学医学部附属浦安病院の歴史としては、1984年に開設され、順天堂大学の6つの付属病院の1つです。
17病棟に、病床数は一般785床とかなり大規模な病院です。
人口が急増する浦安市の新興住宅地域に位置しており、地域の基幹病院となっています。
医師会との病診連携を密にし、まさに地域医療ネットワークの要です。
また、特に救急医療においては、平成17年7月1日より救命救急センターを自主運営で開設し、24時間診療体制で患者を受け入れています。
順天堂大学の歴史
次に、少し横道にそれるかもしれませんが、順天堂大学の歴史について話します。
順天堂大学の起源は、1838(天保9)年、佐藤泰然が江戸薬研堀(現東京都中央区東日本橋二丁目6番8号)に開学した蘭方医学塾(和田塾)です。
そのため、順天堂大学の医学部は医学校として170年以上の歴史があります。
建学の精神についても話しておきたいと思います。
「順天堂」の「順天」とは、”天道に従う”の意味です。
また、順天堂大学のロゴマークとなっている「仁」は順天堂大学の学是であり、「人ありて我あり、他を思いやり、慈しむ心」つまり、「仁」を医療の基本とする精神となっています。
順天堂大学が、「仁」を大切にし、医学に重点を置いていることがわかりますね。
順天堂大学の附属病院がある街、浦安市の歴史とは
それでは、ここからいよいよ本題の、順天堂大学の付属病院がある街、浦安市の歴史について話していきたいと思います。
浦安市は、千葉県北西部に位置する市で、市内に東京ディズニーリゾートがあることで全国的に知られています。
近年では財政力指数において常に上位に位置し、非常に豊かな市としても有名です。
その歴史としては、1157(保元2)年、現在の浦安市内に集落が誕生したといわれています。
1873(明治6)年に千葉県に編入されました。
現在の浦安市域は昭和中期まで現在市川市の一部となっている旧南行徳町・旧行徳町と一体的に「行徳」と呼ばれていた地域です。
行徳といえば行徳塩田で、江戸から明治にかけて、関東地方で最も大規模に製塩が行われていました。
地理的な面を話すと、市域の約4分の3は1960年代後半以降造成された埋立地が占めています。
かつては3kmほど沖まで続く遠浅の海が広がっていました。
いかがでしょうか。
順天堂大学医学部附属病院がある街、浦安の歴史に思いをはせることができたでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は順天堂大学医学部附属病院がある街、浦安の歴史に迫るということで、順天堂大学や浦安市の歴史について紹介してきました。
古くから伝わる歴史あふれる浦安と、大規模マンションが立ち並ぶ新しい街浦安の、2つの面を見つめて、浦安市の魅力を再発見してみませんか。